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2015 日高3デイズエンデューロ 参戦


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今更ながらですがせっかく書いてたのでアップします。


日高3デイズエンデューロ参戦

毎年出ている日高2デイズエンデューロ。今年は3デイズになるらしい。
3日間?3日間走り続けるのか。これが4日になり、5日になれば6日目はとうとう6デイズだ。
3日間を無事に走り切ればそのずっと先はISDEまで続いているのだろうか。
とにかく今まで2日間林道走りっぱなしひゃっほい!だった日高が、3日間になったことで僕はちょっと襟を正して臨もうと思った。

それまでいい天気が続いていた日高はレース直前になって大きく崩れ、受付、車検が始まる金曜日には土砂降りになった。


Day0

金曜日、仕事が終わってから日高に向かい、夜9時頃会場の日高高原荘に着いた。
今回のエントリーは150台近いらしいが思ったよりパドックは空いていた。どうやら朝方起きた南米チリの地震の影響で津波が来たら大変だということで太平洋側のフェリーが(関東組か)港に着岸出来ないということらしかった。
雨はどうにか止んでいたのでささっと車からバイクを下ろして寝床を確保。
しばらくしたらフェリーが着岸したのかバタバタとトランポが入ってきた。
金曜に車検が済んだのは少ない。
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Day1

朝は曇り。このまま天気が回復してくれればいいが。
早めに起きて車検の準備。
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パドックにはKTM-ハスク通りが出来ていた。
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車検を終え、パルクフェルメに保管。
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今日も1日頼むぞ
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今回のコースは1日目、2日目は1周49.2キロ。3日目は71.2キロ。
前日の雨を考慮してかタイム設定はB。無事に回れるだろうか。
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ライダースミーティング
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僕は9時過ぎにスタートした。まずはそのままスキー場をびゃーっ!と駆け上がる。
そして途中から左へ折れて森の中に入ると裏の林道に出た。赤土でツルツルだ!そしてそこを下ると突然の右折。
倒木と轍がひどい森の中を下っていくと数台のバイクが止まっていた。んん?丸太の階段?その丸太の間隔が丁度バイクのホイールベース分w 先にスタートした全日本レディース組がもがいていた。
その横を「はいはい、ちょっとごめんなさいよ」と言いながら両足バタバタで抜けていく。
1周目でこれか~。2周目はもっとすごいことになってるだろうな。ぬかるみそうな溝には丸太や畳が予め敷いてある。

川に出て砂利の林道をちょっと下り、右折してきれいな林道に入った。
パアーパアーンと快調に走る。KTM125は調子がいい。パワーもあるし、その軽量さを生かしてヒラヒラと走れる。
突然目の前に数台のバイクが止まっていた。直線なのに?そこは赤土の轍地獄だった。
僕は慎重に轍に落ちないようにぎりぎりのラインで抜けようとしたが・・・落ちたw 
うわ、深い!完全にステップが引っかかって前に進めない。こんなとこでもたもたしてたらこの先のTC1に間に合わない。
「おりゃ!」と後輪を抱えてて隣の轍に移してなんとか脱出できた。ふいー気が抜けない。
登りの右ヘアピンコーナーには深々と轍が刻まれている。落ちないようにアウト一杯のラインでやり過ごす。
かなり標高上がったなあ。遠くに帯広に行く国道が見える。
それから一気に山を下るとそこにTC1があった。ふう、間に合った。5分くらい余ったか。
一つ目のTCですでにかなり遅着してるひとたちがいる。みんな「朝からやばかったね~」なんて言ってる。
だが本当にやばいのはその先だったのだ・・・

TC1から舗装路を通ってTC2へ向かう。そこでは3分くらいの余裕。まあこれは舗装路を爆走しないようにとゆっくり目の設定だ。
TC2から土手を下り、左側の森の奥へと入っていく。
コースは狭いし倒木や轍があってテクニカルだ。ぐちゃぐちゃの登り路面はどんどん傾斜を増してきた。と同時に轍も深くなってきた。こりゃ止まったら終わりだ~とヒヤヒヤしながら走っていたら登りの左コーナー。逃げられない轍。押して、押して脱出。
フラフラしながら登っていくと登りの上の方にバイク2台が止まっていた。2台で完全にコース塞いでるやん。右側は土手。左側は落ちてる。ちょっと待ったがバイクも足場もツルツルなのでバイクを支えるだけで精一杯のようだ。
彼らと土手の間をちょっと強引に抜けていく。
ツルツルの林道に轍は2本。バンバン吹かしながら両足出してゆるゆると登っていく。エンジン沸騰しなきゃいいが。
そしてぐさっとバイクは前進を止めた。完全にステップが引っかかってる。助走つけても無理だ。轍から引っ張り出そうとしてもまず足場がツルツルで踏ん張りが効かない。
はあはあ、ちょっと水、キャメルの水。こういう場面では125は辛いなあ。低回転でブリッブリッとグリップさせながら登れる排気量が大きいバイクが有利だ。
そんな僕の横を轍と崖の間のタイヤ1本分のラインででぶでぶのKTM250EXCが抜いていった。おーやるなあ。
僕の後ろ側に数台のバイクがいた。ごめんなさい、ベストラインで嵌っちゃって。なんとか浅い轍に引っ張り上げて脱出。

「止まったらだめだ、止まったらだめだ」と呪文を唱えつつヒーコラ進むとまた深い轍に嵌った。
横を「あれ~、もっこすさーん何やってんの~?」とyoshiさんのKTM200EXCが抜いていった。くー。
この轍の中の段差を越えればいいんだけどな。バックするのも癪だし。
とかやっていたらまたもや後ろに数台のバイクw ごめんなさいwww 
やっとで登り切った時には放心状態だった。かなり時間をロスしたのでは。

山を下り、国道をちょっと横切ってまた森の中へ。黒土ニュルニュルツルツル。
先の大きなぬかるみは木々が敷いてあって安全に通過出来た。去年はミワコングさんが嵌ってたなあ。
林道を下っていくと突然右折して水路をバシャッと横切って舗装路に出た。そしたら今度は川!バシャバシャと川の中を走ったり、グチャグチャの川岸を走ったり岩ゴロゴロになったりと気が抜けない。水深20~30センチとそんなに深くないのが幸いだ。
やっと川から解放されたかと思ったら畑の中の大ぬかるみ地帯。左端のもっと端のラインが安全かな。
その先は轍が深いまままた川へ。
石ゴロを走って杉原MX。また川を走ってやっと林道に出た。
ここはかなりスピードが出る気持ちがいい林道だ。去年とは逆走か。崖落ちした人もいたなw 
安全マージンを残しつつ快調に走る。途中に突然現れるガレ場地帯は徐行でw 
そして林道の出口でTC3があった。
はい、20分の遅着です。登りで何度も嵌ったのがいかんかったなあ。

またも舗装路を走ってコースの後半部分へ。
10分ほど走り右折して舗装路から外れて下っていくと・・・幅1メートルの水路が通せんぼ。ラインは3本。どれも深そうじゃん!
左端がマシかな。ザバッ。ヒエッ、思ったより深かった~。
砕石場の「中」を通り、石ゴロの河原を通って林を抜けるとそこがTC4だった。
そこにはKTMサービスのテントがあり、水とかお菓子とかもらえた。ありがたい。KTMに乗ってて良かったと思った。今回はハスクバーナも対象だ。
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写真/るいタン


TC4を過ぎて橋を渡るといよいよ町牧スペシャルテストだ。ただ1周目はタイム計測しないので下見走行みたいなものだがそこそこのペースで走らないと次のTCで遅着してしまう。というかこの悪コンデション。まともに走れるのか?
5,4,3,2,1、スタート!広場から林道に出てカーッ!と飛ばす。直線では100キロ超え。
林道から右折して「町牧」エリアに入っていく。見た目は良さそうだ実は路面はギャップや轍だらけで、それが牧草に隠れているので気が抜けない。しかも前日の雨でたっぷりと水を含んでいるし!
林を抜けるとパッと視界が広がった。うーん、晴れていたら最高の景色なのになあ。
見事に草刈りされた道を下っていく。その先はぬかるみで渋滞していた。
幸いひどい部分には金網が敷いてありそんなに待つこともなく通過できた。そしてまた谷間。ガクンと下ってグワーッと登っていくルートだが正面のラインに1台引っかかっている。
左側のラインは轍が荒れていそうだし、まず進入が難しい。
正面のラインを慎重にトライ。轍を横切って草の上ライン。上手くいった。
バタバタ登りながら前方を確認すると先の登りで5台くらいが登れずに斜面に張り付いていた。うはーこりゃ助走が無いと登らんなあ。よし、全開じゃあ!
尻振りダンスをしながら加速をつけなんとかクリアすることが出来た。ふいー!
もうタイム云々より無事に1周出来るかが心配になってきた。
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写真/楽さん

この状況をtomoさんが撮っていました。




その後も広大な牧場地を登ったり下ったりしながら、ゆるゆると進んでいく。あ、登りで失敗した島田さんのTC449がいた。ちょっと助ける余裕はありませんw
開けた牧草地が終わり、林の中に下っていく。と、突然の鋭角ツルツル右ターン。しかも超絶逆バンク。ま、曲がんねえ。
ぎりぎり地獄に落ちる前にクリア。
どんどん下るとコースは林道を横切り、そのまま川まで下っていった。
幅2メートルくらい深さ30センチのくねくねとした川を下っていく。岸に上がったり川に戻ったり。
左カーブを曲がろうとしたら突然スタックしているバイクが現れた。とっさにインのイン側へ回避。見るとともちゃん+BETA250RRTがずっぽりカーブの轍に嵌っていた。というか刺さっている感じ。
こりゃ彼女一人じゃ無理だ。どーせ遅着してるんだ、と彼女と2人がかりでBETAを引っ張り出した。
ふう。見ると轍は外側に傾斜していた。「うん?反対に傾いてる・・・?なんでこんな掘れ方してるのか?」
川からザバッと上がりまた林道を走る。

そして道から左側に土手を下りていく。キャンバー走行がつらい・・・。谷側に吸い寄せられる。
底部には小さい川があったがここもぬかるみは金網が敷いてあるので無事通過。
森を抜け、SSスタート地点の橋まで戻ってきたらやっと町牧SSゴール!
な、長い~。2周目からはタイム計測だが2周目はもっと荒れてるだろうなあ・・・
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IA釘村忠選手 写真/小林さんのfacebookより


舗装路を少し走り右折して砂利の林道を登っていく。見事に刈られた笹の小道を進むと突然神社が現れた。
ちょっと場違いな感じだが気にせず神社の裏側に下っていく。窪みは柔らかくすぐに掘れそうだ。
やっと下りが終わったと思ったら辺り一面ヤチだらけ!端、端を通ると無事に抜けることができた。
川を渡り、玉石ゴロゴロの川原を走るとやっと舗装路。5分ほど移動すると砂利の林道になった。

やがてパリティーSSの入り口が現れた。狭い林道を飛ばすと道はまた森の中へ吸い込まれた。ウッズの道をヒーヒーいいながら走ると突然の右折。小川を渡ったらそのまま急坂!すでに2台が失敗して坂の途中に止まっている。ここは助走が肝心、大回りしてえいやっ!とクリア。
木の根だらけの道を登ると頂上に達したのか緩やかに下っていく。
ポン!という感じで森を抜けたら平らな牧草地。草刈りされて見事なコースが出来上がっている。しかしとんでもなく滑る。
前輪も後輪も全く真っ直ぐ進まない。コーナーは轍だらけで外れを選ぶとスタックするほど深い。
足はバタバタ、バイクはフラフラ。情けないほど走れない。コースの端を走る方が少しはマシか。
最後に小川を横切ったらそこがSSのゴールだった。またしても長い!
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写真/小林さんのfacebookより

はあはあ、キャメルバッグのドリンクをチューチュー吸いながら高原荘裏側の林道に入っていく。
ここも根とぬかるみが多い。しかも右側は崖。慎重に足を出しながら進んでいくと突然ツルツルの斜面を下る・・・というか右側の崖を降りていくルートになった。当然ブレーキなんて効かない。
下り斜面とその先も広いがそこまでいったら全てが嵌りルート。
右端のラインが良さそうだが下りきった所にわざとらしい立ち木w 
立ち木にぶつかりそうになりながらも右側を死守。
その先の大きなぬかるみは深さが全く分からないけどもう行くしかない。エンジン止まったら終わりなので思い切り吹かしてザブン!とクリア。
森を抜けたらやっとパドックだ~。

やっと1周か!遅着しているのですぐにでもTCに行きたいがガソリン入れなきゃ次の周に戻って来れない可能性があるので、そこは落ち着いてガソリン給油。タイヤの空気をかなり抜く。他に異常はないか?よし2周目だ。
TCにタイムカードを差し出し、現時刻を書いてもらう。どうやら1周で30分近い遅着だ。あと2周。遅着は60分以内で収まるだろうか。時折思い出したように雨が降る。

またスキー場のゲレンデを登っていく。スキー場の頂上付近にバイクが倒れている?よく見たらマーシャルの黒田さんだった。分岐を間違えないように指示しているのか。確かにちょっと分かりづらいかもしれない。
あの下りの丸太階段にはさらに多くのバイクが引っ掛かっていた。特に全日本レディース。ツルツルで嫌らしい間隔の丸太に完全にお手上げ状態。その中でもフッキーさんは文字通り力任せに進んでいくw。
僕は様子見しているライダーやスタックしているライダーの横をすり抜けようとしたが、やっぱり嵌った。バイクが下を向いているので丸太を越えられない。しかし軽いバイクのおかげで担いでクリア。
左岸林道のスタック場所も左側を轍に落ちないように慎重に通過。
林道出口のTC1には8分ほど余裕があった。しかし1周目にあれほどいた他のライダーがいない。みんな遅着しまくりだな。
今日は正しくサバイバルなレースになる。

舗装路を走りながらTC2に近づくとだんだんブルーになってきた。あの轍だらけの登り。今回はスタックせずに登れるだろうか。
そしたらTC2に着いたら吉報!なんとあの登りはカットになりCクラスと同じ楽勝林道を通って進めることになった。
ひゃーこれで安心。とはいうもののコースはどんどん荒れ、轍は深くなり、ぬかるみの底はどんどん下がっていく。ちょっとでも油断したら終了!

西山線の林道を終え、舗装路を走り砕石場のぬかるみに来た。前には同じBクラスのライダーが走っている。状況は1周目よりかなり悪化していた。彼はぬかるみの前で一瞬考え、そして一番右のラインに入っていった。いや、そこ一番危ないやつ!
案の定彼はすぽっと嵌った。あー・・・。僕は左端のライン。予想以上に深くて嵌りそうだったがなんとか抜けた。悪いが手伝う余裕はないんだ~。

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写真/るいタン
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写真/るいタン

TC4のKTMテントで水と飴をもらい、さあ地獄の町牧SSだ!と思ったらSS入り口に立ちはだかるマーシャルさん。
「この先Bクラスは町牧キャンセルです」
ええ?地獄を走らなくていいの?
ほっと一安心し、気持ちが楽になった。しかし町牧走れないとなるとちょっと物足りないと思った僕はマゾヒストかw 

パリティーSS前半の小川後の登りはかなり轍が深くなってきて、もう次の周には通れないだろう。
草地は相変わらずツルッツルだし、コーナーの轍も50センチくらいに成長しライダーを待ち伏せしている。
緩い登りの右コーナー。中央部付近の轍にKTM250が2台スタックしていた。左のアウト側のラインを行こうとしたがそこも行けそうになかった。KTM2台はなかなか脱出出来ない。
2台いるんだったら協力して脱出すればいいのにと思ったら、彼はコーステープを補修していた観客?に
「すいません、動けないんで手伝ってもらえますか」
と聞いていた。
「もうちょっと頑張れ。すぐに諦めるな」
と思ったら観客に思いっきり無視されてたw。ぼくは1メートルバックして右のラインに変更してクリア。
高原荘裏の森もどんどん悪化している。そしてパドックに戻ってきた。
町牧SSがカットになったとはいえ走行時間は変わらないままだから高原荘TCではその分かなりの時間の余裕が出来た。これでトイレに行ける。ふー後1周か。
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雨は相変わらず降ったり止んだりしていて天気は一向に回復しそうにない。灰色の空を恨めしく見上げながら最後の周に入った。
スキー場裏の下り丸太階段も荒れ放題。林道過ぎてのTC1には誰もいない。寂しい限りだ。
時間が来てタイムカードを手渡すと
「楽しそうね。ここで楽しそうな顔をしている人はそういないわよ」
とスタッフをしている加代子さんが言った。
「いやーもう辛いばっかりですよ」と答えた。
難所がカットされたり走行ラインがちょっと分かったことで余裕が出来たのだろうか。確かに1周目の遅着ペナルティー以降はオンタイムを保っている。しかし毎周コンデションが変わるコースに緊張しっぱなしだ。安心出来るのはゴールするまで無理だろう。

ロールオフは雨が降ったらすぐ使い物にならないのでゴーグル無しで走る。舗装路の移動で雨が顔にバシバシ当たって痛い。
TC2を過ぎて本田の森に入り、林道の出口にあった溝が大悪化。前の周まで左の轍に入って溝をザブッと越えていたがやたらと深くなっている。右の轍も深そうだ。
勢いで通過出来るかと右の轍に突っ込んだがあっさりとスタック。もがいているともう1台やって来た。
「空いてる左の轍を一気に行くしかないですね」
と言ったら彼も豪快にスタックしたw申し訳ないw 2人で新ラインを開拓してやっと脱出。かなり時間をロスしたな。
畑の中の轍地獄では通ろうと思っていた轍に先行車が見事に嵌り、後輪が空回りしてるのが見えた。タッチの差で嵌らずに済んだか。林道にある轍はどれも深々と成長し、通れるのはその轍と轍の間のタイヤ1本分のラインだけ!轍に落ちた人たちは1メートルくらい下をイゴイゴと進んでいる。
高速林道を抜けたらギリギリでTC3に着いた。ふう。

天気が悪いからかもう日が暮れかけているように感じる。採石場手前の溝はとてつもなく悪化しており、どのラインでも通過出来そうにない。行かなきゃ前に進めないし、行ったら確実にスタックする。どこか、どこかに通れる所はないかと探したら、誰も通っていない草むらのラインがあった。そこを通れば溝を1メートル越えて後は平らだ。しかし手前で下りながらフロントアップしなければならない。難易度高っ!
おりゃーーー!とトライしたらフロントタイヤは上がらず前輪から溝へ。前転する・・・・!
なんとか堪えて溝をクリアすることが出来た。
後はもう難所らしい難所は無いか。いや、全てが難所だけど。
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写真/小林さんのfacebookより

神社裏の下りは左の迂回路を通り、ヤチ地獄は慎重にラインを選んでクリア。
パリティーSSの登りはとうとう金網が壊れて端がほどけてきて1メートルくらい飛び出している。用心しないとバイクに絡まりそうだ。心配していた登りの轍はいつの間にか補修されていて安心して通ることが出来た。日高スタッフスゲー。
そして高原荘裏に戻り、プレフィニッシュの準備に入った。だいぶ時間に余裕があるな。
バイクの泥を落とし、後輪の空気を抜き、ビードストッパーのボルトを緩める。
時間が来てプレフィニッシュを通過し、さあ15分間の整備タイムだ。

今回あまりタイヤ交換の練習をしていないが間に合うだろうか。
ヘルメットを脱ぎ、まずはガソリン給油を終えてから取り掛かる。リヤ周りが泥まみれなのでちょっとやりにくい。ちょっと手こずり手押しポンプで空気を入れ終えたら残り1分!
落ち着いて、「いや、あと1分ある」と自分に言い聞かせ最終チェックをしてヘルメットを被り、そしてゴールに飛び込んだ。
はー終わった。やっと終わった。大変な1日だったな。全身泥だらけでずぶ濡れだ。そして腹減ったー!

1周目の登りで僕を軽やかに抜いて行ったyoshiさんがKTM200EXCのタイヤ交換をしていたが、何かトラブったのか全然進んでいない。
あちこちから大変だったーだの遅着ーだのリタイヤーだの声が聞こえてくる。

夕方6時頃ガソリンを買いに行ったら、スタンドはもう閉店直前!スタンドに赤い携行缶が並ぶ。
夜はチームスピードのテントにお邪魔した。
全日本IBクラス以上は町牧SS2周目もあったそうだ。そこで聖治さんはYZ250FXのエンジンをぶっ壊してリタイヤ。もりりんは町牧出口の小川の轍に捕まり脱出出来ずにリタイヤ。壮絶。

長い1日だった。書いてても終わらないしw

日高3デイズの1日目は100台のリタイヤだったそうだ。
ぼくは遅着29分で済んだのでセーフ。

続く

写真ありがとうございます。




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