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2012 日高2デイズエンデューロ 参戦 前編

もう記憶が怪しいけど日高のレースを思い出しながら書いてみた。
また長くなったw

2012 9/22~23に行われた日高2デイズエンデューロに参加してきた。

金曜日

金曜日の15時頃に会場の日高高原荘に着いた。
パドックとなる駐車場はもうほとんどテントで埋めつくされていた。本州からエントリーしているライダーたちはフェリーが着く時間が早いので必然的に会場入りも早い。
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道内参加のチームはまだチラホラ見受けられるだけだ。
車からバイクを降ろし、燃料とタイヤの空気圧をチェックして車検を受けに行く。
去年は車検渋滞が起きていたが今年は混雑することもなかった。
去年はサイレンサーがうるさ過ぎたのでデフュザーを取り付けなくてはならなかったが
そのために高回転のパワーが落ちてしまった。
今回はサイレンサーインナーのグラスウールを交換してきた。静かになった気がするw これならいいかな・・・
車検長の藤井さんはちょっと顔をしかめたがなんとかOKとなった。やれやれ。
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バイクをパルクフェルメに入れたらもうやることはなかった。
日が傾き始めた頃に、北海道エンデューロランキング1位の谷口さんに
「エンデューロテストの下見に行きましょう」
と誘われたので行く事にした。そういえばコースの下見なんてちゃんとやったことなかったな・・・。
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林道脇に車を止めて歩いて森の中のコースに入り、障害物や走行ラインの確認をする。
ちょっと間違うとずっぽりハマるトラップ満載だw
だが注意深く見ると隠れたラインがあるのが見える。
ここはエンデューロテスト終盤のV字谷。急坂を延々下り、ドスンと5メートル下って5メートル登って左に折れて下っていく。
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難所でもこんなとこも走れることが分るとずいぶんと気持ちが楽になった。やっぱり下見してよかった。
もうお互いの顔も見えないほど暗くなった道を車まで戻る途中で、懐中電灯を携えてこれから下見に向かう全日本トップライダー3人とすれ違った。こんなに暗くなってからも行くんですか!
そばには熊用の仕掛けまであるんですよw
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パドックに戻るともうみんな宿に入ったのか暗く閑散としていた。

6時15分から高原荘内で開会式が行われた。
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日高町内のそば屋さんで夕食を食べ、コンビニで買物をしたらもう今日はやることは無い。
寝るには早過ぎるので楠井さんのテントに突撃。
毎回4連休で日高に来るのに今日は昼まで仕事しなきゃならなかったと憤慨していたw
高見道の人達が来るのは深夜になってからだ。場所取りは終わってるからもう寝よう。
星がきれいだ。明日は晴れそうだ。
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土曜日

夜は冷えた。快晴の土曜日。
最近まで記録的な残暑が続いていた北海道だがやっと気温も平年並みに下がり、ようやく秋がやってきた。
起きたらいつの間にか高見道のピットが出来上がっていた。
猫シャチョーは今回はサポートに専念。いや、ホントは出たかったんでしょw?
氷が張りそうなくらいに冷え込んだ朝。排気ガスで手を温める逸見君。
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朝からの車検に臨むライダーも多い。
昨日谷口さんは車検よりもコースの下見を優先したので朝から車検だ。余裕といおうか、動じませんな。
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日高day1

今日は1周55キロ。全日本クラス3周。僕が走る承認クラスも3周。いい天気なので当然Aのタイム設定。
オンタイムエンデューロはタイムチェックからタイムチェックまでの時間が決められていて、
それより早過ぎても遅過ぎてもペナルティを受けてしまう。
そのタイム設定は腕が違うクラスの差やコースコンデションに応じて予め数種類が用意されていて、
当日の朝マーシャルが試走してどのタイム設定が妥当か判断されて、発表されるのだ。
みんなそれから自分の到着予定時刻をたくさんメモする作業に取り掛かる。
青空の下8時15分に全日本クラスIAの最初の3台にスタートの旗が振られた。
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ワーキングエリアでスタートを待つ「姉さん+GASGAS EC200」
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だんだんと自分のスタート時間が近づいてくる。

同時スタートは「居酒屋よちゃん」さん+KTM125EXCとファンティック50のライダー。50!50ccですか!原付ですか!
そして旗が振られた。慎重に冷えたエンジンに火を入れる。そして数度空ぶかししてゆっくりと走り出した。
1年振りの日高2デイズエンデューロ。また来たよ。今回も楽しませておくれ。
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yoshiさん
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yoshiさん

高原荘を出て、砂利の林道をちょっと走るといきなりの川渡り。
また砂利道を走ると突然牧場に出た。
青い空と緑の牧場。「おおおおおおお!めちゃ気持ちいいやんか!」
最高の天気と最高のコースに思わず顔がほころぶ。
これは主催者からライダーたちへのプレゼントだろう。
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yoshiさん

牧場を抜けるとまた林道になった。今度は長いぞ。
深砂利の道は山深くを縫うように走りどんどん高度を上げる。
すると突然エンデューロテストの入り口が現れた。
最初の1周目はタイム計測はしないので下見しながら走る。
森の中の細い道を抜けるとまた牧場に出た。
所々ある谷間のぬかるみを用心しながら通過する。昨日下見しておいて良かった。
ギャップだらけ、キャンバー走行だらけの牧場を抜けたらまた森の中に入っていく。
暗く湿った一本道をどんどん下っていくと難所が現れた。
ガクンと5m下り、ギュワーと5m急坂を登る。しかも一番下の谷はぬかるんで轍が掘れている。登り切ったら左に曲がりながら下っていくので左のラインを選んでしまいそうだが斜面は谷底へと傾いているので失敗したら怖い。
すでに2台がスタックしていた。
ふっふっふ。ここは昨日の下見でぬかるみの中に金網を敷いてあるのを確認しているので僕は安心して右側のラインを選択し、すんなりクリアすることが出来た。
するとすぐにエンデューロテストのゴールだった。
1周55キロのコースの中にタイム計測区間が設けられていてそこでのタイムが成績となるのだ。
移動区間のルートはそこそこに走り、タイム計測区間は気合を入れて走る。
オンタイム制エンデューロはメリハリと冷静さが求められる。

そして目の前にはタイムチェックポイントがあった。通過予定時間まで15分以上の余裕があった。ふう、一安心。
これだけの余裕があれば次の周はもっとゆっくり走れる。
ここにKTMのピットサービスがあって、KTMライダーだけではなく、すべてのライダーに水やコーヒー、お菓子にバナナなどの食べ物が用意されていた。これはありがたい。
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「KTMミネラルウォーター」なんてゼッケン番号書いてとっておいてくれます!

みんなドリンクやチョコレートなどを頂きながらあそこのコーナーはどうだった、あのラインはヤバイ、楽しい!などと歓談している。これもタイム設定にかなり余裕があるからだろう。
去年は雨が降ってコースが悪化し、5分くらいしか余裕が無く、落ち着く暇もなくすぐスタートせねばならなかった。

いきなり寝てる!と思ったフリーライドマガジンの三上さん。あ、フォークのダンピング調整ですかw
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フッキーさんはいつものようになんかやらかしてるw
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ファンティック50のライダーは遅れちゃったか。

オンタイムでタイムチェックを通過し、コースマーク通りに林道と舗装路を走ると一般国道に出た。
おお、日高で一般国道を走るとは。
そしてまた山の中に入っていった。ここは初めて走るなあ。
ここも気持ちイイ林道だ。「よちゃん」さんも楽しそうに走っている。
一山越えたら川に出た。コースマークは川の中を走れと示している。
深くは無いが石ゴロゴロの川を慎重に走り、ちょっと走ると第2タイムチェックポイントに出た。ここでも10分以上の余裕があった。
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そこをオンタイムで通過するとコースは全日本クラスと我々承認クラスで別々になった。
我々は楽に国道を走って次のスペシャルテストへ向かう。
全日本クラスはさらに川を長々と走らされるらしい。コース難易度は最高のレベル4w。なんでもコース試走の時にマーシャルバイクが水没したとか…ガクブル

パドックに近い沙流川の橋を渡り、河原へ降りるとそこがクロステストだった。
玉石ごろごろのコースが林の中に入ると突然の湿地帯!目の前には早速深みに嵌っているライダーがいた。
「おお、そこが通っちゃダメなラインか」
ヌタヌタと川をグルグルと走り繋ぐとやっとテスト出口だ。

そこからパドックまではすぐだった。ふう、コースはこんな感じか。タイムチェックには15分くらいの余裕がある
。一部にやばい所があるけど天気も景色も良いし、走ってて最高だ!

さあ、2周目だ。今度はタイム計測があるのでテストは本気出していこう。
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時間に余裕があるので気持ちがいい牧場ルートを堪能。
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楽さん
やっぱりここはウィリーが似合う景色だ!

エンデューロテストに突入。林道をかっ飛ばす!
暗いウッズをバタバタしながら抜け、スタックしている女性ライダーを横目に見ながら牧場を駆け抜ける。
また狭いウッズに入ると、やはり最後のぬかるむV字谷で数台がつっかえていた。
目の前にフリーライドマガジンの三上さん+KTM500EXCがいるが様子がおかしい。
坂の上で左手を大木に巻き付け、今にも坂の下にずり落ちようとしている。そして必死に堪えながらキックでエンジンを掛けようとしている。そんな無理な姿勢でエンジンかけなくても…
ずっと見ている訳にもいかないのでV字谷を越え、先を急いだ。

ジタバタしながら走っていると「パインパイン!」と2ストの音が聞こえた。「もりりんか!」
僕の1分くらい後にスタートしたはずだがもう追いついてきたか!
もうすぐテストのゴールだ。抜かれてなるか。(追いつかれた時点で完全に負けてるんだけどw)
来た!真後ろにいる。木古内もこんなだったなあ。そして右コーナーでエンスト。あー終わった。
ガックリきてタイムチェックに行くとそこにウシシとうれしそうなもりりんの顔があった。

KTMサービスでドリンクやお菓子を頂きながら15分ほど時間調整。時間が来たのでタイムチェックを通過。
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そして舗装路と林道を順調に走ってタイムチェック2もオンタイムで通過し、最後のクロステスト。
そこはもう1周目とはコンデションがまったく変わっていた。
ツルツルの玉石。深い轍。底なしライン部分は早速の迂回路。
たくさんのバイクが湿った路面をこねくりまわすので端から端までグチャグチャ。

おーこれは「チーム居酒屋よちゃん」の2人。3人目の楽さんは日高直前に足を骨折で今回はカメラ。
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yoshiさん

「もうこんなに荒れたのか!」止まらないように心がけながらなんとかテストを抜けた。ふう。
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yoshiさん


あと1周。今日は無事に終わりそうだ。明日は牧場ルートや長距離林道は使われないのでしっかりと目に焼き付けつつ走る。よし、エンデューロテストだ。
スタート!したところでエンスト!もう前輪は光電管を越えている。あちゃー。
そんなときに限ってエンジンはかからない。
やっと掛かって林道をかっ飛ばす。オーバーランしそうな右コーナーを落ち着いてやり過ごすと
コース脇にポツンと赤ゼッケンの大田マサ選手が立っているのが見えた。
バイクは?
落ちた…?
エンデューロテストの牧場でまたもりりんに抜かれた。「速過ぎ!」

国道を走りタイムチェック2に向かうリエゾンで、川の中にいる一台の女性ライダーが見えた。
川の真ん中で止まっている?せえこちゃん?
そこは狭い走行ラインの真上だったので後続の「姉さん」が通過するのに苦労していた。
僕は別ラインを通って川を渡り、せえこちゃんに駆け寄った。
「どうしたの?」
彼女は手に工具を持っていた。なんと彼女は川のど真ん中で膝まで水に浸かりながらWR250Fの水没処理をしていた!
「重たくて動かせないの。もっこすさん、13…13…」
泣きそうな声で彼女が言った。しかし川の音でよく分からない。
「とりあえず岸まで上がろう。2人で押せば川から出せる」
川の中に工具や部品落としたらもう終わりだ。
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岸まで押し上げたところで後続のもりりんと香高さんがやってきた。
彼女のチーム員が来たならもう安心だ。彼らに後を任せて先に進んだ。
すぐ先のタイムチェックにはなんとか間に合った。しかしもりりんと香高さんもタイムチェックの時間が迫っている…
時間が来たので(ペアライダーのよちゃんさんから声を掛けてもらわなかったらやばかったw)
もりりんたちの姿を確認することなく出発した。レースは非情だ。
(この時の状況は彼女もブログに書いてます)

最後のクロステストはどんどんコース幅が広がっていた。みんな端、端を狙って走るよね。
慎重に無難に走り抜けた。
これで今日のレースは終わりだ。
パドック手前のプレフィニッシュにはたくさんのバイクがいた。
僕もそこにバイクを止め、タイヤ交換のための下準備を始めた。
ウェストバッグから工具を取り出し、タイヤの空気を抜き、ビードストッパーのナットを緩め、リヤホイル周りの泥落とし。
もりりんたちが帰ってきた。ギリギリまでせえこちゃんを手伝ったらタイムチェックで1分も余裕が無かったらしい。
ああ、でも女の子一人でバイクの水没処理は無理だろう。
プラグ外さなきゃならないし、
エアクリーナー外して絞って、
キャブから水抜いて、
エンジンから水抜かなきゃならないし。
タイムチェックの指定時間から60分遅れまでは失格にはならないがそれでも無理だろう。
僕のCRF250Xはプラグ外すだけでまず燃料タンク外さなきゃならないし。

せえこちゃん、残念だったな…と思ったときバイクに乗った女性ライダーがやってきた。
「せえこちゃんだ!」「せえこが帰ってきた!」「ええ~!」拍手が沸きあがる。
みんな一斉に彼女に駆け寄った。
「おおー!間に合ったかー!」
帰ってきた。諦めずに頑張ったんだな。すごいぞせえこ!
感動の帰還もそこそこに彼女はプレフィニッシュを通過していった。
(後から話を聞いたら聖治さんの監督の下に水没処理の特訓をしてきたんだと!
タンクもYZ用だったので外す必要も無くプラグ交換出来たらしい)。
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時間が来たので僕もプレフィニッシュを通過した。
今から15分間だけバイクの整備が許されているのだ。
僕は7分ほどでリヤタイヤ交換を済まし、各部のチェック。よし、順調だ。
少し時間は余ったが早めに1日目のゴールをした。
車検を受けてバイクをパルクフェルメニ入れるとやっと1日が終わる。
我々承認クラスは時間的に最後まで走っていたのでもう殆どのピットは後片付けまで終わり、パドックは少々寂しかった。昼間はあれだけ青空だったのに今は黒い雲が流れている。
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泥だらけのウェアを着替えてみんなで夕食を買いに行くと突然雨が降ってきた。かなり激しい。
しかしテントで雨を避けつつ焼肉だ!

高見道の逸見君は1周目にYZ250Fのウォーターポンプカバーを割り、1日目リタイヤ。
バイクを修理して明日の2日目に臨む。
菊池君は初のオンタイムレースに勝手が分からずオロオロしていたが結局60分以上の遅着で失格。
気を取り直して2日目を走る。

雨は酷くなったり弱くなったりを繰り返し一晩中降り続いた。
やっぱり日高は雨。ドライで走りやすい日高なんて物足りないw
「くっくっく。これぞ日高」
タイヤ交換して良かった~w

2日目に続く…
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