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2011 夕張エンデューロ 参戦・・・day 1

P7160054.jpg

翌朝はどんよりとした天気だった。時折り雨がぱらつく。
僕のスタート予定時刻は9:26
9時前からパルクフェルメが慌しくなってきた。
許された10分間の整備時間で最後の確認をしている。
P7160063.jpg
赤ゼッケンの全日本ライダーからスタート。
P7160061.jpg
1分おきに2台づつスタートしていく。
そして時間通りに僕もスタートした。
夕張の街中を通り、最初はタイムチェックTCに向かう。
目の前にハスクバーナに乗るアイキさんが走っている・・・と思ったら橋の上でいきなりの転倒!
スタートして5分で転倒ですか・・・大丈夫?
P7160066_20110723011052.jpg
時間通りにTC1にタイムカードを通過したらレースイクロステストだ!
石炭のズリ山に設けられたコースは走りやすく、アップダウンもあって楽しいぞ!
快調に走ってたらいきなりのミスコース!
IMG_9381_jpg.jpg
ENDURO DAYSさん

え?え?ああ、誰かがコーステープをブッちぎったんだ。くそっ、タイム計測してるのに。
Uターンしてコースに戻って走行再開。見てるとたくさんのライダーがミスコースしていた。
なんとか転倒無しでテストを終えたら次のタイムチェックに向かう。
スキー場を駆け上がり、山の裏側の林道を延々と走るとコースマークが現れて獣道に左折。
幅50センチのヌタヌタ道を下っていくと数台のバイクが止まっていた。
そこは夕張名物トロッコ道のトンネル。今は使われていないので岩がゴロゴロしていて、
また結構な下り坂なので渋滞してたのだ。
長さ50メートルか100メートルくらい。トンネルの入り口から出口まで赤いテールランプが繋がっていた。
どうやら女性ライダーがバイクを押して下っているようだ。
やっとトンネルを抜けゴーグルが完全に曇った頃やっと舗装路に出た。
するとタイムチェック2はすぐだった。
たくさんのライダーが時間調整していた。
P7160071.jpg
ふう、ここは約15分くらいの余裕があったか。

時間が来たのでTC2を通過し、今は廃墟となっている遊園地の中を通って「川」へ向かう。
「川」は先月のフリーライドの時に走り、あまりに過酷な川下りだったため1周だけでギブアップした所だ。
今回はその過酷な後半部分はカットされてるそうだがこの雨で川の増水は確実。
「川」が近づくほどにだんだん緊張してきた。
足場が悪い砂防ダムの端をエイヤッと登るとバランスを崩して川に落ちそうになった。
「川」。水深40センチくらいだろうか。水没するには十分だ。
川底は相変わらず石や岩がゴロゴロしていて気が抜けない。
両足を出しながら用心深く川を横切ると目の前を走るyoshiさんが砂防ダムの上から下を指差していた。
ん?砂防ダムの向こう側には何があるんだ?
その上から見た光景は・・・ハスクバーナが水没していた。ライダーは必死にバイクを起こそうとしているが
水の流れが強すぎてビクともしない。
よく見ると「アイキ」さん・・・1周目から水没。さっきの転倒といい、大変なレースになりそうですね。
そして酷くなる前に「川」が終わった。良かった。次は夕張モータースポーツランドへ向かう。
林道の奥にエンデューロテストがあった。
スタートと同時に森の中へ・・・!この森ってヌタヌタが酷すぎて最近は全く使われてない所じゃん!
あああ、やっぱり真っ直ぐ走らない。土は柔らかくてどんどん轍が掘れていく。大の苦手箇所ww
コースが変わっていて次々に難所が現れる。
逆バンク気味の長い登り。止まっちゃだめだ。一気に通過。
ん?坂の途中でバイク押してるのはyoshiさん?
突然の急坂下り。ヌルヌルな上に下りながら右に曲がってる。
曲がれずに立ち木にゴーン。フロントフェンダーとフロントタイヤの間に木が挟まったww
何とか引っ張り出して復活。
やっと長いテストが終わって後はパドックに戻るだけだと思ったら
「え、こんなとこに道あるの?なにこの崖みたいな下り?」
「狭いのに鋭角ターンしろって?」
「その真ん中の岩は何?」
「その先はツルツルの石段www!」
どんだけイジワルなのwww!

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はあはあはあ、やっと戻ってきた。
2周目のスタートまで10分くらいあるか。
とりあえずガソリン補給だ。
石が多いのでタイヤの空気圧を高めにしていたがこのコンディションでは高すぎるのでやや空気を抜いた。
いやー良かった。川の後半部分がカットされてて良かった。
これならなんとか3周回れそうだ。
よし、2周目だ。

オンタイムで2周目スタート。
スタート地点には最後のエンデューロテストの一部がカットされたと張り紙がしてあった。
多分あの最初の森の中だろう。
小雨降る中また夕張の街中を通り、レースイクロステストへ向かう。
下見は済んだのでクロステストは今度はミスコースせずに攻めることが出来た(当社比)。
長い林道を走り、獣道を下っていく。
ん?なんかバイクの調子がおかしい。アイドリングが安定しないし、エンジンの掛かりも悪くなってきた。
トンネルに渋滞は無かった。というか他に誰も走っていないので暗いトンネルはちょっと気味が悪い。
そしてタイムチェック2に着いた。トンネル渋滞が無かった分かなり時間の余裕があった。
あれ?1周目よりかなりバイクが少ないぞ・・・半分以下?
みんなどこかでハマってるのだろうか。
しかしそこにはしっかりと全日本ウーマンBクラス最強の菊池選手がいた。流石だ・・・
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この夕張のコースはかなり厳しく、ちょっと気を抜くと崖落ち、水没、ヌタはまり・・・
そしてかなり遅れて姉さん+GASGASEC200キター!

ヌルヌルの下りでまた転んだ!今度もフロントフェンダーとフロントタイヤの間に木が挟まったが、
今度は太い!さっきみたいにへし折ることも出来ないので引きずり下ろした。
情けない転び方・・・
そして2周目もオンタイムで帰ってきた。
あと1周回れば今日は終わりだ。

エンジンの調子が悪化してきた。
アイドリングが勝手に3000回転ぐらいに上がってしまう。そしてエンブレの時、失火してしまう????
加速しようとするバイクをクラッチやブレーキで押さえ込みながら獣道を下っていく。
乗りづれー!
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騙し騙し先に進むしかない。
TC2でキャブのガソリン抜いたり、シート外したりしたが良くなるわけでもなし。
そしてまた姉さんもTC2に辿り着いた。かなりの低空飛行みたいだ。

泥だらけのウェアを水たまりで洗う会長・・・
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高知からお越しのライダー 3周目の川渡りはなんか調子悪そうw
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そして今日最後のクロステストに着いた。
「これで今日は終わりだ」
バイクの調子が悪いと気分良く乗ることも出来ず、もう完全にツーリングモード。
タイム計測しているテストの中で追いつかれても「お先にどうぞ」状態。
コースの中ほどだろうか、開けた斜面を上り下りする部分に出た。
先行車を抜いて、轍の中を下って上る時に「バスッ」とエンジンが止まってしまった。
今までとエンストの仕方が違うなと思いつつセルを回すが全くエンジンが掛かる気配がない。
鬼キックをしても掛からない。
川渡りをした事でキャブに水でも入ったのだろうか。
ウェストバッグから工具を出し、キャブ付近に溜まった泥を掻き出しながらドレンキャップを開けた。
「水は入ってないし・・・」
燃料コックを開けば勢い良くガソリンが出てくる。
ドレンキャップを着けてまた鬼キック。
全然だめだ。
坂を利用して押し掛けしてみるも「モモモモモ~」というだけで坂の一番下まで降りてしまった。
「はああ」と溜息が出る。
パドックに帰れば終わりなのに。残りはプラグか。
とりあえず今出来ることをやるしかない。
バイクを真っ直ぐにし、泥の中で燃料タンクを外しプラグを取り外した。
「ん、全く濡れていない?」
「火花は飛んでる」
残る原因は圧縮?今までエンジン掛かってたのに?
どんどんとゴールまでの時間が少なくなっていく。
1時間までの遅着ならOKだがそれを過ぎたら失格になってしまう。
ここでオレの夕張は終わってしまうのか?
泥の中で途方にくれる僕の横をハアハアいいながら姉さんが抜いていった。
しぶとい。強い。

もう追い抜いていくバイクもいなくなり、辺りは静かになった。
プラグを着けて燃料タンクを着けてキックするもやはりエンジンは掛かる気配も無かった。
コースマーシャルが翌日のテストの為にコース変更をしている。
「どお?掛かりそう?」
「いやー、全くダメです」
「空しいキックの音が長-く聞こえてたね。でも我々は手助け出来ないからねえ」
「思いつくことは全てやったのでもうエンジンは掛かりません」
「あ~クヤシイ!」
あれ、とうとう悔しいと言ってしまった。もうここでレースは諦めてしまうということだ。
バイクをコースの計測テントまで押して戻り、パドックへコースマーシャルにニケツして送ってもらった。
パドックのパルクフェルメには、今日の走行を終え明日のスタートを待つバイク達がたくさん入っていた。
「ここに戻ってきたかった」
羨望と疎外感が襲ってきた。

こうして僕の夕張2デイズエンデューロは終了した。
厳しかった。
日高2デイズエンデューロはやさしくはないがまだ楽しめる余裕があった。
しかし夕張のコースは水没必至なゴロゴロ川下りや片側が崖な獣道、バイクの構造上不可能な鋭角ターン、
嵌ったら即クラッチ終了な泥登り、飛び降りろと言わんばかりの下り・・・
まったく気が抜けない。緊張しっぱなしの周回だった。
これで川下りがフルコースだったら1周目でリタイヤだったかもしれない。
雨が降って増水してカットになったのはホントにうれしかった←ヘタレww
日高は初心者、中級者が楽しめるレース
夕張は上級者がチャレンジ出来るレース
という印象だ。
もっと上達すればもっと楽しめるだろう。

泥だらけのウェアのまま車に乗り、クロステストに置いてきたCRFを回収に行き
片付けを済ませるとやっと落ち着くことができた。
隣のピットだったチームアマゾンさんから暖かいうどんをごちそうになった。
おいしい。スタートしてからはバナナしか食べていなかった。
よっぽどお腹が空いていたのかあっという間にたいらげてしまった。
本部に行き、トランスポンダーを返し、リタイヤ届けを出した。
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これで完全に終わった・・・。後は温泉入ってメシ食って飲むだけだww
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| エンデューロ | 02:29 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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