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2015 日高3デイズエンデューロ 参戦 その2

2015 日高3デイズエンデューロ 参戦 その2

Day2
朝の天気は今にも降り出しそうな灰色。回復に向かっているらしいが・・・。
コースは昨日と同じ。ただあまりに酷いコンデションだったのでコースの変更が行われた。
スキー場とスキー場裏の下り丸太は全てカット。
昨日朝いちで僕が嵌った登りはカット。
あの町牧SSの難所部分はカット。
タイム設定は「C」今日は少しは楽になるだろうか。

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2日目の朝は早い。7時前にIAはパルクフェルメニ入る。
僕は朝のワーキングタイムに空気圧チェックと各部増し締めをした。
僕は7時半頃スタートした。今日は1周目からに舗装路を走ってそのまま左岸林道に入る。
林道の難所は昨日と変わらずそこさえ注意していれば問題無く通過出来た。
しかもスキー場部分が無くなったのでその先のTC1でもかなり時間が余る。みんな「あの丸太階段が無くなって良かったね」と言っている。苦労していた女性ライダーたちは尚更そう思うだろう。
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写真/facebook小林さんのアルバムより

その先も順調に進み、西山林道を過ぎ、国道を走り、そして砕石場手前に来た。
ハラハラしながら難所に近づくと大きく迂回路が設けてあった。あー良かった、もう溝を飛び越えなくていいんだ。
そして問題の町牧SSはどうなっているのだろうか。
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写真/楽さん  昨日と同じ写真だけど、今日も同じ光景w

難所カットとはいえまったく無くなっている訳ではなく、相変わらずツルツルの牧草地で、ちょっと気を抜けばズボッと罠にスタックしてしまう。昨日みんなが苦労していた溝の後の登りにはやはりたくさんのバイクが引っ掛かっていた。
「躊躇は禁物。全開じゃー!」と急坂だが比較的空いていた右側のラインにトライ。上手く助走スピードが付けられたと思ったが後輪が空転し、左端まで振られバタバタしながら・・・転倒。しかしほぼ頂上だったのでそのまま押し上げてクリア。
そしてそのまま外周を走り、超絶逆バンクターンを過ぎて林道に下りてきた。
それから川へは行かずそのまま林道走行。前方にMCギアの大西さんが立っている。
ヘルメットは?彼の顔は紅潮し、目は焦点が定まっていなかった。大丈夫だろうか。(後で聞いたら熱中症になったらしかった)
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写真/facebook小林さんのアルバムより

そして町牧ゴール。2/3くらいの長さになったかな。

最終SSは補修が効いているのか登り坂は問題無く、パリティーは相変わらずツルツルだがだいぶ走りやすくなっていた。
高原荘裏の森はラインさえよく選べば問題ない。あっという間に1周だ。
2周目も順調に周回出来、町牧SSはまたカットになった。

パドックで、昨日泥だらけでタイヤ交換したのでリヤアクスルを外し、泥を清掃。 
空は明るくなってきた。そしてコースはだんだんと走りやすくなってきた。ツルツルだったパリティーも乾いてきてどんどんタイムが良くなっている。みんなの顔から悲壮感がなくなってきた。しかり代わりに少々物足りないという色も浮かぶ。ライダーは我がままだw
そして順調に2日目は終わった。ワーキングタイムでも一通りのチェックをやっただけだ。今日はタイヤ交換はしない。
1日目の長文に比べたらあっさりしすぎな2日目w 当然オンタイムで終了。

またもtomoさんが撮っていた!


ゴールするとパドックにさっぱりした格好をしたyoshiさんがいた。バイクもあるぞ?
聞けば昨日タイヤ交換した時にタイヤのビードを傷つけてしまい、今日の1周目の最初の林道でタイヤがバーストしてしまったらしかった。そこで彼のレースは終了。最後のライダーが通過してから一人でバイクを回収したところだった。
彼はそのまま日高を終えるはずだったが、バイクの修理をしてパルクフェルメに入れれば明日走れるかもしれないということで準備を始めた。
パンクしたらしいということで、畑鬼監督からチューブ交換を指示されオロオロとチューブ交換するともちゃん
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着替えて夕食の買出しに行くとセイコーマートはレース関係者ばかりだった。商品棚も空っぽ。
さあ高原荘の風呂に入ろうかと思ったら「本日隣のキャンプ場から数百人が風呂に入りに来るので、今日の日帰り入浴は無理だと思います」と言われた。数百人のイモ洗いの風呂!無理!風呂に入りたかったなあ。
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日高の神対応。本来ならリタイヤしたらもう走れないのだが、今回特別にみんなに初の3日間のフォーマットを体験してもらいたいということで整備してパルクフェルメにバイクを入れれば翌日も走行可能となった。
明日はかっ飛び絶景林道コースらしいので良かったね。特に承認クラス。


Day3
朝から、快晴。昨日とおとといの天気は何だったのか。
みんなの顔もこの天気の中を走れるなんて最高じゃん!待ってました!という感じだ。
今日のルートは1周70キロ!という長大なものだ。タイム設定はあるがタイム計測は無し。
無題


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写真/facebook小林さんのアルバムより


スタートして町牧の一部を通りジュナイト方面へ向かう。町牧の一部とはいえやはり町牧。
僕はしっかりと轍に嵌りました。緩い坂でさえまともに登らない!気が抜けねえー!

林道が終わりクネクネした舗装路を進んでいくと突然目の前に採石場が現れた。
砂利道も一気にその幅を広げ凸凹も無くなり真っ平らなダンプ道になった。こ、これはアクセル開けねば!!!
3速、4速、5速!スピードは一気に3桁へ。かー気持ちいいぜー!
青い空、全開林道。みんなアクセルを開ける開ける。昨日までのうっぷんを晴らすかのように。
どんどん標高が上がっていく。頂上付近には大きな砕石現場があった。まるでエルツベルグみたいだ。行った事ないけど。
峠を過ぎると道は普通の林道に戻ってしまった。ここで我に返るとせっかくの景色をよく見ていなかったことに気が付いた。
しかし林道はまだまだ続く。
観戦ツアーの一団をぶち抜きどんどん下っていくとそこにTC2があった。
時間調整しているみんなは楽しくて仕方がないといった顔をしている。

その先は井上牧場だった。気持ちがいい草原にコースマーカーが我々を導く。ここには町牧みたいなトラップは無い。ただただ気持ちがいいだけのロケーション。参加者に対するご褒美だ。景色が良いのでカメラマンも陣取っている。
その先も楽しみにしていたが上って下ったらもう終わりだった。うーん、いつもの半分以下で拍子抜けしてしまった。
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写真/楽さん

昨日SSだった区間がリエゾンになりパリティー草地を突っ切ったらTC3だ。
この先まだ後半部分が30キロくらいあるが残念ながら我々承認クラスはこの先カットでこのままパドックに帰るルートになった。
かなり厳しいらしい。そして全日本クラスは各自携行缶のガソリンを補給して後半部分に走っていった。
うーん、全部走りたかったなあ。でも仕方がないか。初心者クラスまで行ったら帰ってこれない可能性があるし。
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写真/るいタン

高原荘裏の森の最後の難所を抜けたらプレフィニッシュだ。
そこには青い空と強烈な日差しと美しい草地が我々を待っていた。
「やったー。無事終わりましたね」と、ほぼ同じ組で走っていた人と握手する。

帰ってきた、走り切った、もう終わってしまった、と色々な思いが沸き上がる。
いや、この後ファイナルクロスがあるのだが、もうスタックや水没の心配はしなくていいのだ。僕はバイクを草地の上に止め、バイクに付いた泥を落とした。
フッキーさんもゴールの時間待ちをしていた。彼女は僕よりちょっと早いスタートだったので、僕よりちょっと早くゴールする。
「もっこすさん、何時にゴールだっけ?私のタイム、字が消えちゃって読めないの」見るとプレフィニッシュの時間だけがこすれて消えていた。えーと前のTC通過に設定区間タイムを足せば・・・えと27分くらいだっけ?えーとえーと」やっぱりフッキーさん、やらかしてくれる。以前のレースでは違う日のタイムをメモしていたしw
プレフィニッシュを通過して15分のワーキングタイムだが、燃料の確認と泥落としとタイヤの空気圧調整をやっただけでそのまま早めにゴールした。さあ、後は最大のお楽しみファイナルクロスだ!

昼にはビンテージモトクロスのレースがあった。よく手入れされた数十年前のバイクがいい音と白煙を吐き出しながら元気にゲレンデのコースを走り回る。
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今回ファイナルクロスはすべてのライダーに走ってもらいたいということで細分化された。
リタイヤした人たちだけの「残念なクラス」初級、中級、上級。
頑張って3日間生き残った人たちだけの「本当のクラス」初級、中級、上級。
実際生き残った人たちだけでレースするのなら数台だけのとても寂しいレースだっただろう。出走台数の関係で上から下までほぼ混走だ。
そして僕らの出番になった。それまでの成績順にスタート位置を選ぶことが出来る。
スタートは登りで緩やかに左に曲がっている。これはバイクのパワーが物を言うな。軽いが非力な125に乗る僕はアウト側のスタート位置を選んだ。するとそのアウト側にでぶでぶ+KTM250EXCが並んできた。そのアウト側にも2ストニーゴー・・・こりゃ厳しい。周回数は4周。
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写真/るいタン

前方でコタロさんが日章旗を振る。反応は良かったがクラッチを繋いだ瞬間、後輪が空転したのを感じた。しまった!
ハイパワー車たちにじりじりと置いていかれる。コーナーの突っ込みで抜くかと思ったら右からでぶでぶが被せてきて僕は進路を失ってしまった。完全に集団に飲み込まれた。中位くらいか。アウトから一気に捲くる計画はあえなく失敗。
草地のゲレンデに設けられた特設コースは最高にグリップが良かった。斜面にあるので右コーナーは全て逆バンクで難しいが、KTM125EXCのエンジンは快調に回り、少しづつ順位が上がっていく。グラストラック最高!
コースの脇では仲間が右手を振り回して応援してくれる。もっといける、もっといける!
これだ、これが楽しくて毎回泥のコースを2日間も我慢して走っているのだw
結局4位まで上がったところでチェッカーが振られた。とりあえずB1クラスでトップだったのが嬉しい。
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チェッカーを受け、バイクからトランスポンダーが外され、パドックに帰る。
あーこれで終わりだ。日高3デイズは本当に終わってしまった。
日高は1日目、2日目と雨で過去最悪のコンデションでライダーたちに試練を与えた。
そして3日目は最高の天気とロケーションでライダーたちにご褒美を与えてくれた。
今回のレースは日高の歴史に残るだろう。
やっぱり日高は最高だ!

最後にはマーシャルさんたちのレースが行われた。中の人も楽しんでるね!
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パドックはもう後片付けが始まっていた。本州からのライダーたちは夕方のフェリーに乗らなくてはいけないからだ。
色取り取りのテントであれだけ華やかだったパドックがガランとしてレース後の寂しさが増す。

そして僕はB-1クラスで優勝してしまった。
日高にずっと出てきて初めての優勝だった。
嬉しいことこの上ない!特に厳しかった3日間を無事に完走出来たのだから。
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勝利の美酒はおいしかった!



参加されたライダーの方々、関係者の方々、そして日高モーターサイクリストクラブの方々。
お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

写真ありがとうございました。

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| エンデューロ | 23:59 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

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2015 日高3デイズエンデューロ 参戦


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今更ながらですがせっかく書いてたのでアップします。


日高3デイズエンデューロ参戦

毎年出ている日高2デイズエンデューロ。今年は3デイズになるらしい。
3日間?3日間走り続けるのか。これが4日になり、5日になれば6日目はとうとう6デイズだ。
3日間を無事に走り切ればそのずっと先はISDEまで続いているのだろうか。
とにかく今まで2日間林道走りっぱなしひゃっほい!だった日高が、3日間になったことで僕はちょっと襟を正して臨もうと思った。

それまでいい天気が続いていた日高はレース直前になって大きく崩れ、受付、車検が始まる金曜日には土砂降りになった。


Day0

金曜日、仕事が終わってから日高に向かい、夜9時頃会場の日高高原荘に着いた。
今回のエントリーは150台近いらしいが思ったよりパドックは空いていた。どうやら朝方起きた南米チリの地震の影響で津波が来たら大変だということで太平洋側のフェリーが(関東組か)港に着岸出来ないということらしかった。
雨はどうにか止んでいたのでささっと車からバイクを下ろして寝床を確保。
しばらくしたらフェリーが着岸したのかバタバタとトランポが入ってきた。
金曜に車検が済んだのは少ない。
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Day1

朝は曇り。このまま天気が回復してくれればいいが。
早めに起きて車検の準備。
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パドックにはKTM-ハスク通りが出来ていた。
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車検を終え、パルクフェルメに保管。
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今日も1日頼むぞ
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今回のコースは1日目、2日目は1周49.2キロ。3日目は71.2キロ。
前日の雨を考慮してかタイム設定はB。無事に回れるだろうか。
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ライダースミーティング
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僕は9時過ぎにスタートした。まずはそのままスキー場をびゃーっ!と駆け上がる。
そして途中から左へ折れて森の中に入ると裏の林道に出た。赤土でツルツルだ!そしてそこを下ると突然の右折。
倒木と轍がひどい森の中を下っていくと数台のバイクが止まっていた。んん?丸太の階段?その丸太の間隔が丁度バイクのホイールベース分w 先にスタートした全日本レディース組がもがいていた。
その横を「はいはい、ちょっとごめんなさいよ」と言いながら両足バタバタで抜けていく。
1周目でこれか~。2周目はもっとすごいことになってるだろうな。ぬかるみそうな溝には丸太や畳が予め敷いてある。

川に出て砂利の林道をちょっと下り、右折してきれいな林道に入った。
パアーパアーンと快調に走る。KTM125は調子がいい。パワーもあるし、その軽量さを生かしてヒラヒラと走れる。
突然目の前に数台のバイクが止まっていた。直線なのに?そこは赤土の轍地獄だった。
僕は慎重に轍に落ちないようにぎりぎりのラインで抜けようとしたが・・・落ちたw 
うわ、深い!完全にステップが引っかかって前に進めない。こんなとこでもたもたしてたらこの先のTC1に間に合わない。
「おりゃ!」と後輪を抱えてて隣の轍に移してなんとか脱出できた。ふいー気が抜けない。
登りの右ヘアピンコーナーには深々と轍が刻まれている。落ちないようにアウト一杯のラインでやり過ごす。
かなり標高上がったなあ。遠くに帯広に行く国道が見える。
それから一気に山を下るとそこにTC1があった。ふう、間に合った。5分くらい余ったか。
一つ目のTCですでにかなり遅着してるひとたちがいる。みんな「朝からやばかったね~」なんて言ってる。
だが本当にやばいのはその先だったのだ・・・

TC1から舗装路を通ってTC2へ向かう。そこでは3分くらいの余裕。まあこれは舗装路を爆走しないようにとゆっくり目の設定だ。
TC2から土手を下り、左側の森の奥へと入っていく。
コースは狭いし倒木や轍があってテクニカルだ。ぐちゃぐちゃの登り路面はどんどん傾斜を増してきた。と同時に轍も深くなってきた。こりゃ止まったら終わりだ~とヒヤヒヤしながら走っていたら登りの左コーナー。逃げられない轍。押して、押して脱出。
フラフラしながら登っていくと登りの上の方にバイク2台が止まっていた。2台で完全にコース塞いでるやん。右側は土手。左側は落ちてる。ちょっと待ったがバイクも足場もツルツルなのでバイクを支えるだけで精一杯のようだ。
彼らと土手の間をちょっと強引に抜けていく。
ツルツルの林道に轍は2本。バンバン吹かしながら両足出してゆるゆると登っていく。エンジン沸騰しなきゃいいが。
そしてぐさっとバイクは前進を止めた。完全にステップが引っかかってる。助走つけても無理だ。轍から引っ張り出そうとしてもまず足場がツルツルで踏ん張りが効かない。
はあはあ、ちょっと水、キャメルの水。こういう場面では125は辛いなあ。低回転でブリッブリッとグリップさせながら登れる排気量が大きいバイクが有利だ。
そんな僕の横を轍と崖の間のタイヤ1本分のラインででぶでぶのKTM250EXCが抜いていった。おーやるなあ。
僕の後ろ側に数台のバイクがいた。ごめんなさい、ベストラインで嵌っちゃって。なんとか浅い轍に引っ張り上げて脱出。

「止まったらだめだ、止まったらだめだ」と呪文を唱えつつヒーコラ進むとまた深い轍に嵌った。
横を「あれ~、もっこすさーん何やってんの~?」とyoshiさんのKTM200EXCが抜いていった。くー。
この轍の中の段差を越えればいいんだけどな。バックするのも癪だし。
とかやっていたらまたもや後ろに数台のバイクw ごめんなさいwww 
やっとで登り切った時には放心状態だった。かなり時間をロスしたのでは。

山を下り、国道をちょっと横切ってまた森の中へ。黒土ニュルニュルツルツル。
先の大きなぬかるみは木々が敷いてあって安全に通過出来た。去年はミワコングさんが嵌ってたなあ。
林道を下っていくと突然右折して水路をバシャッと横切って舗装路に出た。そしたら今度は川!バシャバシャと川の中を走ったり、グチャグチャの川岸を走ったり岩ゴロゴロになったりと気が抜けない。水深20~30センチとそんなに深くないのが幸いだ。
やっと川から解放されたかと思ったら畑の中の大ぬかるみ地帯。左端のもっと端のラインが安全かな。
その先は轍が深いまままた川へ。
石ゴロを走って杉原MX。また川を走ってやっと林道に出た。
ここはかなりスピードが出る気持ちがいい林道だ。去年とは逆走か。崖落ちした人もいたなw 
安全マージンを残しつつ快調に走る。途中に突然現れるガレ場地帯は徐行でw 
そして林道の出口でTC3があった。
はい、20分の遅着です。登りで何度も嵌ったのがいかんかったなあ。

またも舗装路を走ってコースの後半部分へ。
10分ほど走り右折して舗装路から外れて下っていくと・・・幅1メートルの水路が通せんぼ。ラインは3本。どれも深そうじゃん!
左端がマシかな。ザバッ。ヒエッ、思ったより深かった~。
砕石場の「中」を通り、石ゴロの河原を通って林を抜けるとそこがTC4だった。
そこにはKTMサービスのテントがあり、水とかお菓子とかもらえた。ありがたい。KTMに乗ってて良かったと思った。今回はハスクバーナも対象だ。
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写真/るいタン


TC4を過ぎて橋を渡るといよいよ町牧スペシャルテストだ。ただ1周目はタイム計測しないので下見走行みたいなものだがそこそこのペースで走らないと次のTCで遅着してしまう。というかこの悪コンデション。まともに走れるのか?
5,4,3,2,1、スタート!広場から林道に出てカーッ!と飛ばす。直線では100キロ超え。
林道から右折して「町牧」エリアに入っていく。見た目は良さそうだ実は路面はギャップや轍だらけで、それが牧草に隠れているので気が抜けない。しかも前日の雨でたっぷりと水を含んでいるし!
林を抜けるとパッと視界が広がった。うーん、晴れていたら最高の景色なのになあ。
見事に草刈りされた道を下っていく。その先はぬかるみで渋滞していた。
幸いひどい部分には金網が敷いてありそんなに待つこともなく通過できた。そしてまた谷間。ガクンと下ってグワーッと登っていくルートだが正面のラインに1台引っかかっている。
左側のラインは轍が荒れていそうだし、まず進入が難しい。
正面のラインを慎重にトライ。轍を横切って草の上ライン。上手くいった。
バタバタ登りながら前方を確認すると先の登りで5台くらいが登れずに斜面に張り付いていた。うはーこりゃ助走が無いと登らんなあ。よし、全開じゃあ!
尻振りダンスをしながら加速をつけなんとかクリアすることが出来た。ふいー!
もうタイム云々より無事に1周出来るかが心配になってきた。
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写真/楽さん

この状況をtomoさんが撮っていました。




その後も広大な牧場地を登ったり下ったりしながら、ゆるゆると進んでいく。あ、登りで失敗した島田さんのTC449がいた。ちょっと助ける余裕はありませんw
開けた牧草地が終わり、林の中に下っていく。と、突然の鋭角ツルツル右ターン。しかも超絶逆バンク。ま、曲がんねえ。
ぎりぎり地獄に落ちる前にクリア。
どんどん下るとコースは林道を横切り、そのまま川まで下っていった。
幅2メートルくらい深さ30センチのくねくねとした川を下っていく。岸に上がったり川に戻ったり。
左カーブを曲がろうとしたら突然スタックしているバイクが現れた。とっさにインのイン側へ回避。見るとともちゃん+BETA250RRTがずっぽりカーブの轍に嵌っていた。というか刺さっている感じ。
こりゃ彼女一人じゃ無理だ。どーせ遅着してるんだ、と彼女と2人がかりでBETAを引っ張り出した。
ふう。見ると轍は外側に傾斜していた。「うん?反対に傾いてる・・・?なんでこんな掘れ方してるのか?」
川からザバッと上がりまた林道を走る。

そして道から左側に土手を下りていく。キャンバー走行がつらい・・・。谷側に吸い寄せられる。
底部には小さい川があったがここもぬかるみは金網が敷いてあるので無事通過。
森を抜け、SSスタート地点の橋まで戻ってきたらやっと町牧SSゴール!
な、長い~。2周目からはタイム計測だが2周目はもっと荒れてるだろうなあ・・・
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IA釘村忠選手 写真/小林さんのfacebookより


舗装路を少し走り右折して砂利の林道を登っていく。見事に刈られた笹の小道を進むと突然神社が現れた。
ちょっと場違いな感じだが気にせず神社の裏側に下っていく。窪みは柔らかくすぐに掘れそうだ。
やっと下りが終わったと思ったら辺り一面ヤチだらけ!端、端を通ると無事に抜けることができた。
川を渡り、玉石ゴロゴロの川原を走るとやっと舗装路。5分ほど移動すると砂利の林道になった。

やがてパリティーSSの入り口が現れた。狭い林道を飛ばすと道はまた森の中へ吸い込まれた。ウッズの道をヒーヒーいいながら走ると突然の右折。小川を渡ったらそのまま急坂!すでに2台が失敗して坂の途中に止まっている。ここは助走が肝心、大回りしてえいやっ!とクリア。
木の根だらけの道を登ると頂上に達したのか緩やかに下っていく。
ポン!という感じで森を抜けたら平らな牧草地。草刈りされて見事なコースが出来上がっている。しかしとんでもなく滑る。
前輪も後輪も全く真っ直ぐ進まない。コーナーは轍だらけで外れを選ぶとスタックするほど深い。
足はバタバタ、バイクはフラフラ。情けないほど走れない。コースの端を走る方が少しはマシか。
最後に小川を横切ったらそこがSSのゴールだった。またしても長い!
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写真/小林さんのfacebookより

はあはあ、キャメルバッグのドリンクをチューチュー吸いながら高原荘裏側の林道に入っていく。
ここも根とぬかるみが多い。しかも右側は崖。慎重に足を出しながら進んでいくと突然ツルツルの斜面を下る・・・というか右側の崖を降りていくルートになった。当然ブレーキなんて効かない。
下り斜面とその先も広いがそこまでいったら全てが嵌りルート。
右端のラインが良さそうだが下りきった所にわざとらしい立ち木w 
立ち木にぶつかりそうになりながらも右側を死守。
その先の大きなぬかるみは深さが全く分からないけどもう行くしかない。エンジン止まったら終わりなので思い切り吹かしてザブン!とクリア。
森を抜けたらやっとパドックだ~。

やっと1周か!遅着しているのですぐにでもTCに行きたいがガソリン入れなきゃ次の周に戻って来れない可能性があるので、そこは落ち着いてガソリン給油。タイヤの空気をかなり抜く。他に異常はないか?よし2周目だ。
TCにタイムカードを差し出し、現時刻を書いてもらう。どうやら1周で30分近い遅着だ。あと2周。遅着は60分以内で収まるだろうか。時折思い出したように雨が降る。

またスキー場のゲレンデを登っていく。スキー場の頂上付近にバイクが倒れている?よく見たらマーシャルの黒田さんだった。分岐を間違えないように指示しているのか。確かにちょっと分かりづらいかもしれない。
あの下りの丸太階段にはさらに多くのバイクが引っ掛かっていた。特に全日本レディース。ツルツルで嫌らしい間隔の丸太に完全にお手上げ状態。その中でもフッキーさんは文字通り力任せに進んでいくw。
僕は様子見しているライダーやスタックしているライダーの横をすり抜けようとしたが、やっぱり嵌った。バイクが下を向いているので丸太を越えられない。しかし軽いバイクのおかげで担いでクリア。
左岸林道のスタック場所も左側を轍に落ちないように慎重に通過。
林道出口のTC1には8分ほど余裕があった。しかし1周目にあれほどいた他のライダーがいない。みんな遅着しまくりだな。
今日は正しくサバイバルなレースになる。

舗装路を走りながらTC2に近づくとだんだんブルーになってきた。あの轍だらけの登り。今回はスタックせずに登れるだろうか。
そしたらTC2に着いたら吉報!なんとあの登りはカットになりCクラスと同じ楽勝林道を通って進めることになった。
ひゃーこれで安心。とはいうもののコースはどんどん荒れ、轍は深くなり、ぬかるみの底はどんどん下がっていく。ちょっとでも油断したら終了!

西山線の林道を終え、舗装路を走り砕石場のぬかるみに来た。前には同じBクラスのライダーが走っている。状況は1周目よりかなり悪化していた。彼はぬかるみの前で一瞬考え、そして一番右のラインに入っていった。いや、そこ一番危ないやつ!
案の定彼はすぽっと嵌った。あー・・・。僕は左端のライン。予想以上に深くて嵌りそうだったがなんとか抜けた。悪いが手伝う余裕はないんだ~。

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写真/るいタン
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写真/るいタン

TC4のKTMテントで水と飴をもらい、さあ地獄の町牧SSだ!と思ったらSS入り口に立ちはだかるマーシャルさん。
「この先Bクラスは町牧キャンセルです」
ええ?地獄を走らなくていいの?
ほっと一安心し、気持ちが楽になった。しかし町牧走れないとなるとちょっと物足りないと思った僕はマゾヒストかw 

パリティーSS前半の小川後の登りはかなり轍が深くなってきて、もう次の周には通れないだろう。
草地は相変わらずツルッツルだし、コーナーの轍も50センチくらいに成長しライダーを待ち伏せしている。
緩い登りの右コーナー。中央部付近の轍にKTM250が2台スタックしていた。左のアウト側のラインを行こうとしたがそこも行けそうになかった。KTM2台はなかなか脱出出来ない。
2台いるんだったら協力して脱出すればいいのにと思ったら、彼はコーステープを補修していた観客?に
「すいません、動けないんで手伝ってもらえますか」
と聞いていた。
「もうちょっと頑張れ。すぐに諦めるな」
と思ったら観客に思いっきり無視されてたw。ぼくは1メートルバックして右のラインに変更してクリア。
高原荘裏の森もどんどん悪化している。そしてパドックに戻ってきた。
町牧SSがカットになったとはいえ走行時間は変わらないままだから高原荘TCではその分かなりの時間の余裕が出来た。これでトイレに行ける。ふー後1周か。
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雨は相変わらず降ったり止んだりしていて天気は一向に回復しそうにない。灰色の空を恨めしく見上げながら最後の周に入った。
スキー場裏の下り丸太階段も荒れ放題。林道過ぎてのTC1には誰もいない。寂しい限りだ。
時間が来てタイムカードを手渡すと
「楽しそうね。ここで楽しそうな顔をしている人はそういないわよ」
とスタッフをしている加代子さんが言った。
「いやーもう辛いばっかりですよ」と答えた。
難所がカットされたり走行ラインがちょっと分かったことで余裕が出来たのだろうか。確かに1周目の遅着ペナルティー以降はオンタイムを保っている。しかし毎周コンデションが変わるコースに緊張しっぱなしだ。安心出来るのはゴールするまで無理だろう。

ロールオフは雨が降ったらすぐ使い物にならないのでゴーグル無しで走る。舗装路の移動で雨が顔にバシバシ当たって痛い。
TC2を過ぎて本田の森に入り、林道の出口にあった溝が大悪化。前の周まで左の轍に入って溝をザブッと越えていたがやたらと深くなっている。右の轍も深そうだ。
勢いで通過出来るかと右の轍に突っ込んだがあっさりとスタック。もがいているともう1台やって来た。
「空いてる左の轍を一気に行くしかないですね」
と言ったら彼も豪快にスタックしたw申し訳ないw 2人で新ラインを開拓してやっと脱出。かなり時間をロスしたな。
畑の中の轍地獄では通ろうと思っていた轍に先行車が見事に嵌り、後輪が空回りしてるのが見えた。タッチの差で嵌らずに済んだか。林道にある轍はどれも深々と成長し、通れるのはその轍と轍の間のタイヤ1本分のラインだけ!轍に落ちた人たちは1メートルくらい下をイゴイゴと進んでいる。
高速林道を抜けたらギリギリでTC3に着いた。ふう。

天気が悪いからかもう日が暮れかけているように感じる。採石場手前の溝はとてつもなく悪化しており、どのラインでも通過出来そうにない。行かなきゃ前に進めないし、行ったら確実にスタックする。どこか、どこかに通れる所はないかと探したら、誰も通っていない草むらのラインがあった。そこを通れば溝を1メートル越えて後は平らだ。しかし手前で下りながらフロントアップしなければならない。難易度高っ!
おりゃーーー!とトライしたらフロントタイヤは上がらず前輪から溝へ。前転する・・・・!
なんとか堪えて溝をクリアすることが出来た。
後はもう難所らしい難所は無いか。いや、全てが難所だけど。
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写真/小林さんのfacebookより

神社裏の下りは左の迂回路を通り、ヤチ地獄は慎重にラインを選んでクリア。
パリティーSSの登りはとうとう金網が壊れて端がほどけてきて1メートルくらい飛び出している。用心しないとバイクに絡まりそうだ。心配していた登りの轍はいつの間にか補修されていて安心して通ることが出来た。日高スタッフスゲー。
そして高原荘裏に戻り、プレフィニッシュの準備に入った。だいぶ時間に余裕があるな。
バイクの泥を落とし、後輪の空気を抜き、ビードストッパーのボルトを緩める。
時間が来てプレフィニッシュを通過し、さあ15分間の整備タイムだ。

今回あまりタイヤ交換の練習をしていないが間に合うだろうか。
ヘルメットを脱ぎ、まずはガソリン給油を終えてから取り掛かる。リヤ周りが泥まみれなのでちょっとやりにくい。ちょっと手こずり手押しポンプで空気を入れ終えたら残り1分!
落ち着いて、「いや、あと1分ある」と自分に言い聞かせ最終チェックをしてヘルメットを被り、そしてゴールに飛び込んだ。
はー終わった。やっと終わった。大変な1日だったな。全身泥だらけでずぶ濡れだ。そして腹減ったー!

1周目の登りで僕を軽やかに抜いて行ったyoshiさんがKTM200EXCのタイヤ交換をしていたが、何かトラブったのか全然進んでいない。
あちこちから大変だったーだの遅着ーだのリタイヤーだの声が聞こえてくる。

夕方6時頃ガソリンを買いに行ったら、スタンドはもう閉店直前!スタンドに赤い携行缶が並ぶ。
夜はチームスピードのテントにお邪魔した。
全日本IBクラス以上は町牧SS2周目もあったそうだ。そこで聖治さんはYZ250FXのエンジンをぶっ壊してリタイヤ。もりりんは町牧出口の小川の轍に捕まり脱出出来ずにリタイヤ。壮絶。

長い1日だった。書いてても終わらないしw

日高3デイズの1日目は100台のリタイヤだったそうだ。
ぼくは遅着29分で済んだのでセーフ。

続く

写真ありがとうございます。




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2016 だらだらと正月休み

もう休みが終わろうとしている!!
忘れない内に記録だw

年末にスターウォーズ最新作を見に行った。
僕は字幕派だが3Dは吹き替え版しか無かったのでそれを見たが何か違う・・・
吹き替えは良く出来ていたが見たかったのはこれじゃない感がありあり。
んでまたすぐに字幕版を見に行った。今度はIMAX3D!
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視界いっぱいに広がる迫力の大画面。大音響。
そして彼らの生の声。「We are home」にしびれたw もう泣きそうw
これこれ!38年振りに彼らに会いに行ったんだ。時間はちょっと残酷な面もあったけど。
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(写真はクリックすると拡大)
12/31にまた道東へ。今年は雪も無く、運転もしやすかった。でも7時間近くかかったけどね。
足寄で夕暮れ。時間は16時前。
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そんでいつもの宿にチェックイン。
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そしていつもの湖畔の温泉にドブン。は~気持ちヨカ!しかも貸切状態。
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宿でごちそう食べて年越しパーティーやって紅白見たらもう新年!
あけましておめでとうございます。
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外国人も多く、正月は満員。


美幌峠からの初日の出は近年にない見事さ。夜更かしした上に早起きしなきゃならなかったが見に来て良かった。
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宿でおせちと雑煮を食べたら何しよう。
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藻琴山に登ってみた。 が、途中で風が強まり天気が悪くなってきたので半分も登らず引き返した。
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1/2はふくろうを探して釧路方面へドライブ。1ヶ所目はふくろうは居なく、2ヶ所目では数年ぶりにふくろうと再会!しかも2羽!
顔に雪を被ってもじっとそこを動かず。尻尾まで入れたら50センチくらいかな。
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この子は恥ずかしがり屋なのかよそを向いたままピクリとも動かず。10人ぐらいのカメラマンがひたすらカメラ構えて待っていた。
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足を延ばして釧路湿原へ。雪が全然無い。冬らしくない。
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鶴居村丹頂鶴を見る。優雅だなあ。
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弟子屈に帰ってきたらもう夕暮れ。摩周湖にGO! 残念ながら斜里岳見えず。
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あれは第3展望台か!冬は通行止めだけど。
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振り返ればまた見事な日の入り。
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1/3はもう帰らなきゃ。
快晴の雄阿寒岳と奥の雌阿寒岳。キレイやな~。
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帰り道にふくろうポイントへ寄り道。じーっとしててまるで置物みたい。
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そんで3泊4日の道東の旅は終わりました。
とにかく暖かくて雪が無くて、あんまり冬を感じない旅でした。
さあ、夢は終わり、現実が待ってます。

今年もよろしくお願いします。







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