2012年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年08月

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

十勝岳~美瑛岳

6月某日十勝岳に登ってきた。

週末の天気を見ると晴れマークが続いていた。
これは山に登らなくては!
金曜日の仕事が終わってそれから望岳台まで行き、そのまま車中泊。

「写真はクリックで拡大」

DSC00220.jpg
朝起きると目の前に十勝岳が聳えていた。
早い人はもう登山開始している。
僕は5時頃から登り始めた。
草木も生えない石ゴロゴロの登山道を、足元を確かめながら一歩一歩登っていく。

DSC00240.jpg
5~60代のグループを追い抜くと自分のペースで登ることが出来た。
最後の岩場が険しいが無事山頂に着いた。
約2.5時間。前回より時間がかかったか。
DSC00245.jpg
南側には富良野岳が見える。
DSC00253.jpg
前回は望岳台~十勝岳~富良野岳~三段山~白銀荘~望岳台の縦走をやったがさすがに長過ぎた。
10時間くらい歩いていただろうか。最後はヘトヘトだった。

山頂で昼食?朝食?を食べ分岐を北へ向かった。
DSC00262.jpg
あの縁を歩いて向こう側の険しい美瑛岳を目指す。
一般的じゃないルートなのか歩く人もあまりいない。
頂上付近は大きな岩が多く、崖っぷちを覗くと眩暈がしそうだ。
DSC00278.jpg

美瑛岳の山頂からは十勝岳が良く見えた。
遠くにはうっすらとトムラウシも見える。
DSC00270.jpg
360°の絶景に疲れも吹き飛ぶ。発作的だったがやっぱり来て良かった。

下り始めるとやっと草木が生えてきた。
だんだんと下り坂はきつくなり、途中からは崖や岩場を両手両足を使って下りていく。
森の中なので風も吹かず、暑い。
やっと谷まで下りてきたら雪解け水の川があった。
「冷たくて気持ち良い!」
まるで地獄に仏のような川だった。
他の登山者も必ずそこで休んでいく、あまりに見事なタイミングの川だ。

右の美瑛岳の山頂から左に下り、途中から突然森の中を突っ切って下りていく登山道。
DSC00294.jpg

そこから先は緩く上り下りを繰り返しながらガレガレの登山道を望岳台まで戻っていく。
暑い。日陰も無い道は暑くてボーっとしてくる。
そして13時頃無事に車まで戻ってきた。
十勝岳


あまりに天気が良いのでこのまま帰るのはもったいない!
車からバイクを降ろし、バイクで上富良野まで買い物に行った。ガリガリ君がメチャウマ!
白銀荘で山を見ながらゆっくりと温泉に浸かってもう一泊だ。

IMG_4375_20120726153143.jpg

月も出てきた。
IMG_4383.jpg



夜寝ていたら突然騒がしくなった。パトカーがいて赤色灯を回している。
「十勝岳で炎が確認されました!噴火の可能性があるのでみなさん直ちに避難してください!」
なんだ・・・?
IMG_4410.jpg

山の方を見てみると確かに十勝岳の上の方に明かりが見える。
赤色現象?溶岩?
IMG_4390_20120726153854.jpg
拡大してみると・・・
IMG_4399_20120726153956.jpg

警察はみんなが非難するまでは動こうとしなかった。
仕方がない。
時刻は午前1時。車にバイクを積み込んで町まで下りることにした。

IMG_4434_20120726154129.jpg
白銀荘のキャンプ場にもパトカーが来ていてやっぱり避難させていた。
こんな時間に突然避難しろといわれてもどこに行けばいいんだ?
上富良野の町には行き場を失った車が右往左往していた。
僕はスーパーの駐車場でそのまま寝た。

翌朝バイクで望岳台に行ってみたらテレビ中継車が何台か来ていた。
結構なニュースになっていたんだな。
DSC00318.jpg
山はちょっと噴煙が大きくなったかな?というくらいの変化しかなかった。
なんだ期待させやがってw

僕はそのままバイクでふらりとツーリングに出掛けた。
駐車場まで整備されていた「青い池」
DSC00340.jpg
水が貯まるのかと思っていた巨大忠別ダム
DSC00358.jpg
やっぱり人が多い旭岳
DSC00371.jpg

山登りとツーリングのセットだなんて贅沢すぎる!
な6月の週末でした。

スポンサーサイト

| 山登り | 16:02 | comments:2 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

2012 夕張XC・・・ガチバトル

IMG_3673.jpg

「メガネ貸してください!」
「何・・・?」
「メガネ(工具)貸してください!」
なんだと・・・!レース中に走ってるライダー停めて工具貸してくれだと!
僕は我が耳を疑った。



時期は前後するけど5/27に夕張XCに参加してきました。
今さらだけど面白い出来事があったので書いてみました。


登場人物
Aクラス #102 高見 良隆(猫シャチョー) バイク屋さん
Aクラス #001 逸見 将人(バケモノ)
Aクラス 下の方w もっこす(ヘタレ)


今年の北海道XCシリーズ第2戦だ。
XCシリーズ参戦なんてどれくらい振りだろうか。去年は夕張1回だけじゃなかったか。
僕は木古内2デイズエンデューロ参戦を目前にして、ちょっとレース慣れしておくかというゆるい気持ちでエントリーした。でもまあレースになれば少々気合も入るだろう。
レース前まで天気が悪かったのでタイヤもいいのに交換してきた。

当日の朝に会場に着くと・・・少ない。パドックはスカスカだった。
前回の当別大会に続いて今回も30数台。
パドック奥に高見道のメンバーがいた。

「今日も優勝?前回の当別大会に続いて2連勝?」
もっこすさんが軽薄そうに聞いてきた。
「夕張は苦手なんで無理ですよ。それに今回はバケモノが出てるし」

良隆は去年2ストKTM250EXCから2ストYZ250に乗り換えたが純モトクロッサーのレスポンスにまったく体が適応出来ずにパッとしない成績でそのシーズンを終えてしまった。
それから色々とセッティングを変えてエンデューロ向きにするとだんだんと乗れるようになってきた。
一番効果が大きかったのは大きくない体格に合わせて車高をグン!と下げたことだろう。
バイクと体が馴染んできて、乗る度に速くなるのが実感出来るようになると、バイクに乗るのがやたらと楽しくなり、冬でも、雪の中でも毎週のように乗った。
今年はイケル!負ける気がしなかった。タイムも赤ゼッケンと充分張り合える。
順調に行けば赤ゼッケンに昇格出来るはずだ。

しかし今日は前回のレースに出てこなかった「バケモノ」が来ている。
そのバケモノが調子付いた時にはまったく手に負えないのだ。時には赤ゼッケンでさえも。
最初からヤツのことは意識しないようにだろうか、良隆の口からはやや消極的なセリフが出てきた。
そして良隆は「バケモノ」の走りを目の当たりにすることになる。


その「バケモノ」は飄々としていた。将人はレース前の緊張感など無く夕張フリーライドに来た感覚だろう。
レース前はいつものようにみんなでバカ話をしている。
見た目普通の青年だがいざレースが始まると彼は変身する。



スタートの時間が迫ってきた。我々Aクラスは10台ほど。
僕はほぼ真ん中を陣取った。右横に猫シャチョー。右端の斜面に将人が並んだ。
「スタートは一番端からゆっくり出ますから」ニコニコしながら将人が言った。本気か冗談か分からない。
猫シャチョーはああ言いながら燃えてるに違いなかった。YZ250はパワーがありすぎるのでフロントアップしてこっちに傾いてくるかもしれない。僕はバイクをやや左にずらした。

前の列に並んでいた赤ゼッケンたちが一斉にスタートした。
すぐに大きな水溜りがあり、派手に水しぶきを上げている。
Aクラスのスタート!反応良く前に出た・・・と思ったら前輪が浮いてきた。なんだ一番意気込んでるのは僕じゃないか。
仕方なく一瞬アクセルを戻すと右から将人が前方に切り込んできた。やられた。
大量の泥水を浴び3~4番手で走り出す。
猫シャチョーは出遅れたみたいだと思ったらすぐにアウトから抜いてきた。

夕張のコースは雪解け水の影響で荒れ放題だった。
狭いコースはたくさんの溝が出来、石もゴロゴロしている。ラインはほぼ一本しかない。
オタオタ走っているとトップはあっという間に見えなくなった。
くくっ、走り辛い。ちょっとラインを誤ると溝に落ちて前転しそうだ。自然と体に力が入る。
しばらく走ると後ろから佐々木君+YZ250Fが追いついてきた。道を譲ったが彼も久々で調子が出ないのかブッちぎられることはなかった。
そうしているとガレた林道で楠井さん+TE310が迫ってきた。
はあはあ、つつかれると体がもたない。先に譲るとだんだん見えなくなった。
なんだ、抜かれてばっかりじゃん。

良隆はエンストしていた将人を抜いて、先を行く赤ゼッケンたちを追いかけた。
「バケモノ」がいようがいまいが精一杯走るだけだ。
今日は調子が良かった。1分先にスタートした赤ゼッケンに追いつき、数台を抜き去った。
前方にガクさんが見える。派手さはないがウルトラスムースな走りで定評があるガクさんだ。
追いついたがさすがに抜くまでは至らない。
しばらくテールツーノーズで走っていたら後ろから突然「バケモノ」が現れて
良隆とガクさんをまとめて抜き去っていった。「凄すぎる・・・」

将人は前を走るバイクにしか興味がなかった。次々と現れるバイクをどれだけ抜くか。
誰を抜いたかなんて覚えていなかった。

はあはあ、もう何周走っただろうか。
本部前を通過する時時計を見るが、止まってんじゃないのかと思うくらい時間が経たない。
30分?あと2時間もあるのか・・・今日は苦行のレースだ。
コーナーを抜けたら雨先生が反対向いて転んでいた。
ゴーグルを外したヘルメットの奥の顔は苦痛に歪んでいた。立ち上がった・・・大丈夫か。
その3周後に僕も同じところで転んだ。痛かった。

マディなレースだと思って軟質目のタイヤを履いてきたからかタイヤにまったく接地感が無い。
ちょっと傾けたらそのままパタンと倒れてしまいそうだ。
とうとう赤ゼッケンに周回遅れにされた。もう来たか・・・。
これからどんどん赤ゼッケンが抜いてくるな。ちょっと早いが給油のためにピットインしよう。
ピットエリアで給油していると猫シャチョーと将人が横を通過していった。速っ!
彼らにも周遅れにされちまったか。レースはまだまだ1.5時間残っていた。

コース最上部に一ヶ所だけぬかるんだヘアピンカーブがありそこには深い轍が出来ていた。
僕は1周目から用心していたので、いつものようにその轍のアウト側をソローッと通過しようとしたら
後輪が滑ってイン側を向き、前輪だけその深い轍に落ちてしまった。
前輪が消えてしまうほどの深い轍だ。一人の力ではどうしようもなかった。
嵌っている僕を五十嵐さんが2回目の周遅れにしていく。
しばらくしてマーシャルの竹内さんが来て助けてくれた。はあはあはあ。

はあはあ、レースも終盤に差し掛かった。
佐々木君が抜いていった。レース序盤のライディングとはまったく違っていて、かなり調子良さそうに乗っている。疲れてないの?
とうとうBクラスのライダーたちも追いついてきた。みんな元気いいなあ。どうぞ先に行ってください。

白神さん+KTM250EXC-Fも抜いてきた。えええ?速い!前回とはまるで別人だ。
直後に立蔵親子にビュビュンと抜かれた。彼ら3人がまるでウサギとそれを追う2頭のオオカミに見えた。
どこまでもつかw しばらく走ると長い砂利の直線の後の鋭角ターンでコースアウトしている白神さんがいた。
やられちゃったね。

将人はRMに乗る赤ゼッケンと戦っていた。
赤ゼッケンはぴったりついていくと時折りミスをしてコースアウトするが、えらい勢いで戻ってくる。
赤ゼッケンも黒ゼッケンに追われてびっくりしたことだろう。
抜かれてたまるか、いや抜いてやるの意地の張り合いで走り続ける。
そしてコース上部でそれは起きた。

ジャンプの後に轍のあるぬかるんだ右コーナー。赤ゼッケンはラインを間違えコースアウトした。将人は抜こうとしたらコースに戻ってきた赤ゼッケンと衝突してしまった。
すぐさま将人は追った。ん?スピードが出ない。何かがおかしい。
バイクを停めてよく見るとチェンジペダルが内側に曲がりギヤチェンジ出来なくなっていた。
将人は頭の中が真っ白になった。

はあはあ、あと2周くらいでゴールになりそうだ。
こんなにのんびり走ったことなんてあったか?
コース上部のジャンプ。この後の轍走りにくいんだよな。
ん?前方で誰か手を振って呼んでる。重大事か!

曲がったチェンジペダルはエンジンカバーに食い込み、工具を持たない将人はどうしようもなかった。
これで俺のレースは終わるのか。もうちょっとで抜けたのに。もっともっと走りたかった。
赤ゼッケンとバトルした興奮が急速に冷めていく。と同時に絶望が将人を襲ってきた。
その時将人の目にもっこすさんが映った。彼の腰には工具が入ったウェストバッグが付いていた。
将人は夢中で走り出した。
「おーい、おーい!」

「どーした?」僕を呼ぶ将人に近づくと
「メガネ貸してください!」
「何?」
「メガネ(レンチ)貸してください!」

何だと・・・!レース中に走ってるライダー捕まえて工具貸してくれだと!
僕は我が耳を疑った。
レース中なのだ。僕は工具を貸す必要はなかった。
だが彼の必死さを見て、甘いと思ったが腰からウェストバッグを外した。
チェンジペダルが曲がったというので持ってた一番大きいアクスル用のメガネレンチを貸した。
この輪っかにペダルを通して、てこの原理でグイッと引っ張れば曲がりは戻るのだ。
だが彼はやり方が分からないらしくただ力任せに引っ張り出そうとしている。
僕はバイクを降りて彼のチェンジペダルの曲がりを直した。

良隆は目の前に信じられないものを見た。将人ともっこすさんがコース脇に止まっているのだ。
なんだ?何をやっているのかは分からない。しかし確かなのはここで将人を抜けるということだ。
行ける。レースはもうそろそろ終わりだ。このまま逃げて優勝してやる!
良隆はさらにアクセルを開けた。

ペダルの曲がりはすぐに直った。せっかくレース中断してまで直したんだ。
「優勝しろ!」といって将人を送った。
甘い、甘いな、俺は。せめて工具を投げ渡して自分でなんとかさせれば良かったかもしれない。
しかし将人にこんなところで止まって欲しくなかった。こんなことでリタイヤして欲しくなかった。
彼の速さは未知数だ。赤ゼッケン相手にどこまでいけるか非常に興味がある・・・

将人は一気に元気を取り戻した。高見さんを追うんだ、追いつくんだ!
それまで以上にアクセルを開けた。遅いライダーたちを一瞬で抜き去る。
どこだ、どこにいるんだ。なかなかその姿は見えない。レースはもうじき終わる。将人は焦っていた。

レースはもうじき終わる。将人のことだからきっとくる。それまでに逃げるだけ逃げるんだ。
コースのすれ違い部分で後方を確認すると、ちらりと将人が見えた。来た!
良隆の中で何かがカチリと鳴った。

見えた!高見さんだ!待てー!逃がさん!彼の姿が見えると将人はまたスピードが上がった。彼に近づく為にはギャップも穴もコース脇の草も関係なかった。全てがラインに見えた。
そこそこ速い周遅れのライダーが邪魔だった。抜くのに手間取ればそれだけ差が開いてしまう。
あと半周。

はあはあ、これで本部に戻ればようやくゴールだ。長かった。辛かった。
最後の坂を下るとやっとチェッカーを受けることができた。
離れた車まで戻りヘルメットを脱ぐと虚脱感に襲われた。
やっぱりこれが僕の実力なんだろうな。
Bクラスのライダーにもたくさん抜かれたしな。Aクラス最下位だろうか。
突然ゴール付近で叫び声が聞こえた。

将人はようやく高見さんを射程距離に捕らえた。
将人も良隆も今まで経験の無い全開走行をしている。ここでアクセルを緩めたら負けだ。
最後の長い直線を全開で突っ走り、そのままジャンプに突っ込むと次のコーナーまで飛ぶかと思えたほどだ。
もう少しで高見さんの背中に手が届きそうだ!
短くてギャップだらけの直線を走り坂を下ればゴールだ!

「やったー!うおー!」雄叫びを上げたのは良隆だった。

最後はすぐ後ろまで追いつかれたがなんとか将人に勝った。
まるで火山の噴火のように沸き上がるうれしさに良隆は身震いした。
突然飛び込んできた大騒ぎする2人に周囲は驚いたが、ゴール地点にいた全ての人々が彼らの栄誉を称えた。

右から1位猫シャチョー、2位将人
IMG_3690.jpg



激しいバトルお疲れ様でした。
2人とも最速ラップは最後のバトル中に出たんですね。
まったく別次元の走りに驚きました。
もう今からでも赤ゼッケンになってくださいw

将人へ
エンデューロは自分との対峙だから、レース中は全て自分で何とかするんだぞ。
出来なかったらリタイヤということだ。



追記
これで猫シャチョーは前回の当別に続き、2連勝。

7/1に大沼で行われた第3戦TSE大会は
猫シャチョーは気持ちだけが空回りして 4位
将人は猫シャチョーを半周近く引き離して 1位

現在のポイントランキングは
猫シャチョー 1位 510p
将人   2位 350p

彼らの戦いから目が離せない。







| エンデューロ | 04:57 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

陸別XC 走行後・・・

高速林道バトルは砂利との戦いとも言える。

zip
こんな感じでいいかな@ZIPさん

前を走るライダーに食らい付くほど砂利のマシンガン攻撃を浴びてしまい、
体やバイクにかなりのダメージ(財布的にもw)を受けてしまう。
僕も過去何度もヘッドライトを割られている。

今回は対策をしてきたおかげでヘッドライトは無傷で済んだ(結構高いよね)。
IMG_4580111.jpg
まるでオフロード車用にあるかのようなコンパクトなヘッドライトガード。
これはホームセンターで見つけたw
台所用のスポンジや石鹸を載せる、吸盤付きの台です!
ステンレス製だから錆びないし。
お風呂用品も使えるかもw

レース後に洗車していると・・・? なんか挟まっている?
IMG_4652.jpg
ぐはーw でっかい石が隙間に、ガッチリとめり込んでいる。
これだけの大きさですよ!当たらなくて良かった・・・ガクブル
IMG_4655.jpg
ただ部品が間に合わずハンドガードの骨だけだったので指に食らったけどw
IMG_4580_20120722101954.jpg

タイヤは9分山のミシュランAC10を使ったけど、そんなに磨耗しなかった。
ガレ場や難所がなかったからだろうな←遅いからw
IMG_4658.jpg

次の高速林道バトルは恵庭エンデューロ!
楽しみです!

写真はZIPさんからお借りしました。
その他はもっこすです。






| エンデューロ | 10:24 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

2012 陸別XC 参戦

IMG_460300.jpg

CRFはさっきからトップギヤで吹け切ったままだ。一体どこまでこの直線は続くんだ・・・
もう2速欲しかった。
無駄だとは思いつつも、僕は腰を後ろに引き頭を伏せて最高速スタイルを取った。
陸別の高速林道はスピード感がおかしくなりそうだった。


陸別の林道を使って行われたエンデューロレース。
去年、初めて陸別でエンデューロが行われたがそれはオフロードコースの「陸別サーキット」と
その周辺の森の中を使ったコースだった。
今年は陸別サーキットを飛び出して陸別の林道を使うらしい
陸別XC


土曜日

陸別・・・かなり遠い
しかし年に数回道東に行ってる僕にはいつもの道のりだ。
下道を5時間走って陸別町に着いた。その間の信号機は片手に余るくらい?なストレスフリーw
夕方、陸別のコンビニで買い物してるとラリーバイクをちらほら見かける。
そして陸別サーキットに着いたらもうすでにパドックは半分くらい埋まっていた。とりあえずピット設営だ。

向かいのイベント広場に行ってみるとたくさんのラリーバイクがいて、たくさんのテントが張られていた。
「北海道4デイズ」というラリーの今日の宿泊地になっていたのだ。
ラリー2日目の夕方ということでタイヤ交換をしているライダーが多い。
しかし整備時間に制限は無いのかみんなのんびりとしていた。

このイベント広場には見覚えがあった。
陸別町は「日本一寒い町」で有名だが、1995年の冬初めて冬の北海道に来た時にここで行われている「しばれフェスティバル」に参加したのだ。
厳寒の夜を外で過ごそうというドM的なイベントでw、初めて-18℃を経験した僕は寒くて寒くて一睡も出来なかった。一晩中燃えている大きな焚き火から離れられなかった。

暗くなってきた頃試走に行っていた畑さんと伊藤さんが帰って来た。
今年は畑さんがライディングウェアを着ている姿を良く見るなあw
世界の伊藤さんの話だと今回のコースは120%林道らしい・・・?

北海道4デイズの人たちとラリーバイクたち
IMG_4584.jpg
夕食はBBQらしい
IMG_4506.jpg
暗くなっても整備を続けるライダーも
IMG_4577.jpg

ラリーも楽しそう♪



日曜日

朝気が付いたらいつのまにか高見道のみんなが揃っていた。天気は曇りでやや蒸し暑い。
イベント広場の建屋の本部で受付け(今回は公道も走るので登録書類必須)、1段上がった空きパドックで車検。
本部と車検場とパドックが離れているし何のアナウンスも無いので行動しづらい。
そして30分遅れの9時にレーススタートとなった。

今回のコースは1周78キロで、SS-1(13キロ)とSS-2(29キロ)の2ヶ所でタイム計測が行われる。
リエゾンが36キロ。え?リエゾンが片道18キロもあるの?
持ち時間は6時間半でその間に3周すればいい。
3周といったって78キロを3周だから234キロだ。結構な距離だな。


スタート
りえ@高見道さんより

「JEC」のゲートをくぐって4台づつのスタート
スタート2
こんな感じでいいかな@ZIPさんより

僕は申し込みが早かったので第1組でスタートした。マーシャルの先導でSS-1へ向かう。
峠を一つ越えたところで突然砂利道になった。
SSか?いやいや、まだまだリエゾンだった。そして道路を左折するとやっとSS-1が現れた。

りんちゃん「ここで145キロ出たでえ。ヘルメットカメラでスピードメーター撮ろうと下向いたらコーナー迫ってて転ぶところやった」 笑えるwww
P7150135.jpg
ここからスタート
P7150136.jpg

3番目にスタート!深砂利の林道をかっ飛ばす!
ちょっと砂利にハンドルを取られるがアクセルさえ開けていれば気にならない。
僕の前にスタートした竹内さん+RM125に追いついた。彼は深砂利が苦手なのか走りがぎこちなかった。
彼を抜き、先にスタートしたCRE250を追いかける。

濃い緑の森を抜け、コーナーはだんだんと曲率を緩くしその分スピードも乗ってくる。
ふと現れた直線では5速全開でエンジン吹け切り!これでは大排気量のハイパワーマシンに追いつかれてしまう。後ろを振り返ると・・・来た!久保田さん+KTM350EXC-Fだ。
来たと思ったら彼は一気に抜いてきた。と同時に大量の石爆弾が炸裂(しかも連射)!
ダダダダダダダダ!あう!あいた!ううう。ガードしてても痛いじゃん!まともに目も開けていられない。
そのまま彼は右手を振り絞り、全開のままカウンターを当てながら次のコーナーへと飛び込んでいった。
すげえ、鬼気迫る走りだ・・・。あれで58歳・・・元気良すぎw
見とれてる場合じゃなかった。石を食らった指が痛いがまだまだ全開だ。

あ、路面に黒いもの発見!熊のフンじゃん。
これだけバイクが走っていたら彼らも出てこないしょw。

直線で後ろを振り返るとすぐ後ろに猫シャチョー+YZ250(2ストw)がいた。こっちが確認したのが分かると彼も一気に抜いてきた。どうやら抜くタイミングを計っていたようだ。
彼はええ!と思うようなスピードでコーナーに突っ込んでいく。そしてコーナー半ばでもう全開。
「あー彼は終わった、コースアウトだ」と思うが、なぜかクリアして爆発したように立ち上がって行く・・・!ファーストインファーストアウトだと!
コーナーごとに爆発と石爆弾連射をぶっ放しながらすぐに見えなくなった。ブチキレとるw

SS1ゴールまでになんとか先にスタートしたCREは抜いたが結局3台に抜かれてしまった。
コースマーク通りに林道を進むとSS2のスタート地点が現れた。
ちょっとしたトラブルがあってwSS-2のスタートを待たされたが、スタッフさんたちの素早い行動によって無事再開された。
P7150137.jpg
P7150140.jpg

SS-2はさらにハイスピードコースになっていた。
視界も良く、砂利も轍も無い超フラットな高速林道。こんな所を対向車の心配も無く全開で走れるなんて!
落ちて3速。ギヤは4~5速を行ったり来たりしている。
コーナーが思った以上に緩かった時は「あ!損した!スピード落としすぎた!」と悔やむことしきり。
1周目だし、コーナーの先も分からないので無闇にコーナーに突っ込んで行く訳にもいかない。
しかしもっとコーナーが欲しいぞ。

あ、バラバラになった鹿の骨発見!熊の食べ残しかw

僕のやや後ろからスタートしたムッシュ+KTM350EXC-Fがするりと鮮やかに抜いていく。さすがSAライダー。
前に見えるRMX250になかなか近づかない。
先が見えないほどの直線が現れた。もう無いはずの上のギヤを探して何度もシフトペダルをかき上げた。
エンジンはとっくに悲鳴を上げている。壊れてくれるな~!と祈りつつ体を低くしてそのスピードに耐えた。
比較的コーナーが多いSS-1でもマーシャルのりんちゃんは「145キロ出た」と言っていた。
ここなら160キロは出るか・・・?(僕には無理!)

あ、またバラバラの鹿の骨発見!さすが北海道w!ワイルド!
今日は引っ込んでてね。


5速全開で曲がったコーナーの先にはさらに長い直線があった。
路面が、森が、空が、信じられないスピードで後方に飛んで行く。
だんだんとスピード感が麻痺してきたw

SS2のゴールが見えた時には正直ホッとした。
これからまたリエゾンの18キロを走ってピットまで戻らなくてはならない。
寒い峠の上では汗ばんだ体が冷えた。
陸別サーキットに戻り、一般の人に顔見せ的なサーキット走行をやってようやく1周が終わった。
のんびりしていると次々と2周目にスタートするライダーが目の前を通過する。
移動を含めて1周1.5時間もかかっていない。慌てることはなかった。

2周目、出走順が他クラスのライダーたちとかなり入り乱れた。
SS-1をBクラスライダーの後にスタート。おお!2周目は全然走りやすいぞ!
ライン上の浮石や砂利がきれいに掃けてグリップがいい!1周目以上にペースを上げてゴール!

SS-2のスタート地点に着くと休憩していたムッシュが丁度スタートするところだった。
「もうスタートします?」
「うん、もう出るよ」
「じゃあ先にスタートしてください。どうせすぐ抜かれちゃいますから。1周目もすぐに抜かれたし」
「そうだった?1周目は調子悪くてタイム悪かったんだよなあ」
調子悪い人にあっさり抜かれるオレ涙目www 

彼のすぐ後ろでスタートしたが見えるのは埃だけで、チラリとも彼の背中を見ることはなかった。
遅いライダーに追いついた。スピードがスピードだけに抜くのも慎重にならざるを得ない。
ちょいちょいとフロントタイヤをちらつかせてこっちの存在を確認してくれたところで抜く。
コーナー入り口で確認したライダーは、驚いたのかラインを間違えコースアウトしそうになった。
恐かったろうなw 
調子乗って走ってると直線の後に急カーブなんてのが現れてドキリ!とする。
やべかったと思いつつ後ろを振り返ると、真後ろに深砂利が苦手だった竹内さんがいた。
え!彼よりオレの方が速かったはずなのに。
もう譲ることはせず、全開で逃げた。トップ吹け切りの直線。もうこれ以上のスピードは出ないけど、黄色い影に怯えここでアクセルを緩めることは出来なかった。あと2速くらい欲しい。

SS-2ゴール間際のコース脇に、止まったバイクとともにうなだれているライダーが見えた。
高見道の菊池君か。エンジンかからなくなったっていうのはここだったか。

ふう、無事にSS-2を終えたぞ。帰りの峠道では弱い霧雨が降ってて寒い。
そして最後の3周目。前を走るのはKTM軍団。ZIPさんたちか?

リエゾン区間
リエゾン
るいタンさんより

彼らより先にSS-1をスタート。
3周目ともなるとコースは荒れてきた。特にコーナー入り口のブレーキングギャップが酷い。
ラインの外に吹き溜まったフカフカ砂利のバンクも走り辛い。ちょっとでもラインを外すとガクッとスピードが落ちてしまう。

無事にSS-1を終え、最後のSS-2だ。
前方にBクラスのライダーが走っているのが見える。コースがコースだけになかなか近づかないが、だんだんとその姿が大きくなってきた。
「このままじゃあの直線で追いつくな・・・」 
エンジン吹け切ったまま並んだ。お互い100キロ超えのスピードだ。
「そのまま真っ直ぐ走ってくれ」と祈りつつ左から抜いた。
ホッとしたがまだアクセルを緩める訳にはいかない。道はややうねっており、小さなコンクリートの橋に全開で突っ込んで行ったらフロントアップしたまま予想以上に飛んでびっくりした。

そしてSS2-のゴールが見えた。はあ~やっと終わった。
また凍えながらパドックに戻るともう半分以上のライダーがゴールしていた。
なんとか無事に完走することが出来た。やれやれ。
パドックにはヘッドライトが割れたバイクが数台。そして多くのライダーもアザだらけになっていたw
中にはりゅ、流血してる人も・・・ガクブル


IMG_4612.jpg
ほどなく暫定結果が貼りだされた。
リタイヤ車の引き揚げが済み、16時からイベント広場で表彰式。
IMG_4620.jpg

僕はしょぼいリザルトだった。抜いたはずの竹内さんにも負けた。
「抜かれた後、後ろからじっくり走りを観察してたんだ」
それだけでもう速くなったの?学習能力高すぎ!

総合優勝はなんと猫シャチョ-!北海道XCシリーズ赤ゼッケンのムッシュや久保田さん、そして米田さんら強豪を打ち負かして本日最速ライダーとなった。
テスト区間の平均スピードはなんと時速88キロ!砂利道ですよ!カーブもあるんですよ!

ファンクラスの方々 
IMG_4625.jpg
Bクラスの方々
IMG_4628.jpg
そして一番ブチ切れた方々
IMG_4629.jpg

よくやった!
IMG_4635_20120722164908.jpg
最後のジャンケン大会でタイヤをゲット!親孝行な子ですなw

リザルト


好きな高速林道ということで意気込んで来たがあまりに高速過ぎて歯が立たなかった。
大排気量ハイパワーマシンとぶち切れた神経が必要なコースだった。
「昔のエンデューロレースを思い出したね。全開全開のコースで楽しかった!最高速があと20キロは欲しかったけど」と米田さん+GASGAS EC250は言った。
2ストニーゴーで吹け切ってるのにまだ足りないんですかwww

夕張XCのサイトにF POINTさんの動画がリンクされていました。


ライダーのみなさんお疲れ様でした。
主催者のみなさんお疲れ様でした。
楽しいレースでした。
次回はギヤ比変えるか、XR600Rでwww

こんなに林道かっ飛ばせるレースは本州には無い!
林道が得意なアナタ、来年どうですか?
難所も無いので初心者のアナタ、来年どうですか?
来年は6月23日に開催予定!(気ぃ早っ!)

写真はZIPさん
りえちゃん@高見道
るいタンさん
からお借りしました。
その他はもっこすです。

| エンデューロ | 20:07 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

2012 木古内サバイバルエンデューロ ファイナル 参戦

いまさらですが・・・遅っ!

木古内エンデューロに参加してきた。

3年前に初めて木古内エンデューロに出た時は、2日目に悪コンデションの中大渋滞にはまり、
時間切れリタイヤになってしまった。
その年は120台中完走者はたったの10台ほどしかない厳しいレースだった。

なんとか完走したい・・・と翌年もエントリーしたが口蹄疫の影響で中止になり、その次の年は東日本大震災の影響で
やはり中止になった。
そして今年もエントリーをしていたが実際直前まで気が気ではなかった。
木古内リベンジ・・・
そしたら驚くべき発表がなされた。

大森さんのブログより
「STDE実行役員会を開催し、「サバイバル2DaysエンデユーロIn木古内」今年で終了することが決定いたしました。
またこの地で「エンデユーロをやる」と言った熱い有志たちが都度れば形が変わり開催があるかもしれませんが
ただ今は「STDE今年で終了」が残念で淋しい気持ちでいます」



DAY0

金曜日の朝夜勤から帰ってきて11時頃に出発。
良い天気だ。この天気が週末まで続けばいいが。
250キロ走って受付車検会場の木古内町役場に16時前に着いた。
IMG_3876.jpg

すでに車検待ちのバイクがたくさん並んでいた。
車からバイクを降ろし、僕もその中に並べた。本州の人たちが多いな。
東北道を走ってきて青函フェリーに乗れば道南はかなり近い。

16時になり受付けが始まった。
IMG_3877.jpg

公道も走るレースなので参加受理書以外にバイクの登録証や自賠責保険、そして運転免許証も必要になる。
そしてちょっとユルめな車検が済めばバイクをパルクフェルメに入れて終了。
2012stde021.jpg
IMG_3889.jpg
IMG_3890.jpg
IMG_3891.jpg

またまた登場!バイクをバラして運送会社の営業所まで送り本人は飛行機&レンタカーで参戦というお方!前回はKXでしたね。
DSC00204.jpg


8キロほど離れたレース会場に行きピットの設営。
ちょっと狭くなったか?でも今年は参加台数も多くないので大丈夫か。
パパッと設営して町役場に戻ったらもう車検待ちのバイクは無くなり、静かな夕暮れの空気が漂っていた。
日が落ちてぐっと気温も下がった。寒い・・・!もうみんな宿に戻ってしまったようだ。

顔見知りの道内ライダーたちがやってきた。
雨先生はいつものハイラックスになんとフサベルTE250を積んでやって来た!
ピッカピカ!なんと昨日納車されたばかりらしい。
彼はやり残していた作業を、道路に道具を広げてやり始めた。
IMG_3906.jpg

今までのGASGASとは勝手が違うフサベルに手間取っていたら、兄弟車とも言えるKTMに乗るりんちゃんが助け舟を出した。
IMG_3907.jpg
腹減った!とラッキーピエロのハンバーガーに喰らい付くりんちゃんw
IMG_3909.jpg

米田さんは何とか準備が間に合ってバタバタと積み込んできたら、いろんな物を忘れてきたらしい。
フッキーさんも車からバイクを降ろしたら当然のように準備を始めた。
IMG_3916.jpg

なんとか暗くなる前に楽さん一行も到着。
IMG_3911.jpg

僕と同じようにりんちゃんもキャンプ場泊らしいのでスーパーで買い物して郊外のキャンプ場に向かった。
そこにはトランポが7~8台しかいなかった。前回は車が溢れてたなあ。
いつもグルメのりんちゃんから長万部のホルモンをごちそうになる。うまかった!


DAY1

朝5時過ぎに起きる。天気は曇り・・・。
今日は朝起きてからが忙しい。
まずピットエリアへ行ってピットの準備しつつ、ウエアに着替えたらバイクが置いてある町役場行きのバスの出発時間だ。
今回はマイクロバス。前回は途中までトラックの荷台w
IMG_3927_20120709100407.jpg

町役場には派手なモトクロスウェアを着たライダーと車検を終えた色とりどりのバイク達が溢れて華やかだった。
IMG_3928.jpg
「ちょっと飛ばし過ぎですね~」と切符を切られる楽さん・・・ウソですw
IMG_3935_20120709100547.jpg
IMG_3940.jpg

まゆげに特徴がある町長さんらの挨拶があり、ライダーの選手宣誓が行われたらいよいよパレードの出発だ。
みんなネタ写真ゲットに忙しいw
IMG_3951.jpg
IMG_3955.jpg
パレードは交通安全で行きましょう
IMG_3956.jpg

沿道にはたくさんの地元の方々が我々ライダーに手を振ってくれる。
こんな地域と密着したレースは木古内だけだろう。しかし今回でこれも最後か。
2012stde197.jpg

小さな木古内の町はあっという間に抜け出てしまう。最後に道路の分岐で先導した白バイ隊員が手を振ってくれた!
ツーリング中にピースサインを出しても決して手を振らない彼らがだ!

ピットエリアに着いたら少々バイクを触る時間がある。みんな燃料を補給したりタイヤのエア圧の調整をする。
そしてスタート順にバイクを並べたら競技委員長の大森さんによるライダースミーティングでの説明。
今回は天気に恵まれているということで初日の今日は4時間で3周ということになった。ファンクラスやレディスは2周だ。

スタートは11時から4台づつ1分間隔で行われる。目の前にはたくさんのバイク達。うー緊張してきた。
コンクリート製のスタート台にスタッフから後を押してもらって登るとライダー紹介。
さあ、今回はどうなることやら。
2012stde253.jpg
2012stde254.jpg
2012stde255.jpg
2012stde355.jpg

さあ自分の番だ!
IMG_3993.jpg
スタートフラッグが振られたと同時にスタート出来た。しかし真後ろに香高さんがついている。
IMG_3994_20120709101822.jpg
IMG_3999.jpg
IMG_4000.jpg
IMG_4004_20120709101820.jpg

行けえ!逃げろ!砂利の林道を全開で飛ばす!これでもかこれでもかとCRFのパワーを振り絞り出す!
簡単にトップギヤまで入ってしまうではないか。どれだけスピードが出てるんだ?今はあまり考えたくないw
しかしあまりに調子に乗るとコーナーがググッと回り込んだりしていてコースアウトしそうになる。
実際たくさんのブレーキの痕がコーナーのアウト側に真っ直ぐ延びているw だ、大丈夫かw

夢中で走っているといつの間にか香高さんの姿は無かった。ホコリの煙幕効果かw。
しかし僕の1分後にスタートした「もりりん」の存在が侮れない。いつか追いついてくるだろう。
コースの前半部分の砂利道はかなり調子良く走れたからまだまだ余裕のはずだ。
砂利道は鋭角的に作業道に入っていった。
ふと後方を確認したら…え?来た!「もりりん」だ!速い!速すぎる!まだコースの半分なのにもう追いついてきたか!
新しい作業道は狭い上に伐採した小枝がたくさん残っている。そんな苦手な路面であたふたしている僕を尻目に彼はどんどんその差を詰めてくる。
そして突然作業道が終わると今度はガレ場の登り!浮石に乗り上げてバランスを崩した時にあっさり抜かれてしまった。
もりりんはどんどん見えなくなってしまう。
そして砂利の林道で前方が見えないほどの砂埃だけを残して彼は逃げていってしまった。

川渡りが何度か現れた。そろそろコース終盤というところだ。
いつの間にか川渡りセクションにはカメラが何台も待ち構えていた。速い人なら豪快に水しぶきを上げて川を突っ切る姿が絵になるのだろうが、水没トラウマがある僕は静かに、ソロソロと川を渡るだけだ。
IMG_4034.jpg
IMG_4042_20120709102107.jpg
IMG_4051.jpg
IMG_4095.jpg
この水しぶきの差w ヘタレwww
IMG_4128.jpg

そしてやっと1周目のゴール。
はあー、あっという間だったな。1周1時間かかっていない。これなら何もなければ時間内に3周回れるだろう。
ん?3周?そうか3周だった。前回が2周だったので、3周だと頭では分っていても体が2周のつもりになっていた。

次の周のスタートまで5分しかない。ガソリン補給してゴーグルを交換したらもう行かなきゃ。
2周目ともなるとかなりバイクはバラけてきて前走車のホコリも無く、1周目以上にペースは上がる。
CRF250Xはすこぶる快調だ。イジり過ぎて訳が分らなくなったサスペンションのセッティングを標準に戻したのが好結果だ(前レースの夕張では接地感が全く無くて恐かった)。
コーナーをヒラヒラ行けるし転ぶ気がしない。ハイパワーマフラーの吹け上がりも気持ちがイイ(ちとウルサイが)。
ガレ場や一部のヌタヌタ以外は(苦手)楽しくて仕方が無い!

そしてトラブルも無く快調に3周を走り終えることが出来た。
バイクはそのままパルクフェルメへ入れられ、もう明日の朝まで触ることが出来ない。
ゴールした順番にバイクを並べられていたが、もりりんのバイクは先にスタートした赤ゼッケンや黒ゼッケンに大きく食い込んでいた。

さて今日はもう終わりだ。風呂風呂!
楠井夫婦と隣町の知内の温泉施設に行く。するとたくさんのライダーが来ていた。
木古内町の温泉は小さいし混むのでこっちが快適だ。

午後6時からは町役場でジンギスカンパーティーだ!ビールも飲み放題だ!
あ、6時前に着いたのにもう始まっているじゃん。なんか損した気分。さあ食うぞ!飲むぞ!
あちこちで大量のジンギスカンが焼かれている。
風があってちと寒い。せっかくのジンギスカンが冷めてしまう。ん?霧雨が降っている?前回もそうだったなあ。
ライダー紹介やビンゴゲームなどをしながら会場は盛り上がっていく。
IMG_4157.jpg
2012stde298.jpg
IMG_4161.jpg
いつもまるでイタリア人のようなノリの「大木さん(おいなりさんw)」と底無し飲兵衛「楽さん」
IMG_4162.jpg
そんな彼の足元は・・・w
IMG_4163.jpg

途中で今日のレース結果が発表になった。ライダー達はパーティーそっちのけで一気に自分モードw。
すると僕はなんと中級Dクラスのトップではないか!かかっ!おおおお!行けるかも・・・
しかしみんなを驚愕させたのは「もりりん」だった。彼は中級Cクラスぶっちぎりのトップ。そしてなんと総合順位でも10位!
とんでもなく速い黄色ゼッケンと注目されていた。
そして8時前にいかにもお役所仕事のようにあっさりとジンギスカンパーティーは終わってしまった。
早や!せっかく最後なんだからさあ・・・

コンビニで明日の朝の分の買物を済ませてキャンプ場に戻れば、もう寝るだけだ。
夜、雨音で目が覚めた。
2日目は逆周りになる。あのヌタヌタのつづら折れを登れる自信は無い。あの難所を逆から行ける気はしない。
おそらくライダーみんなが雨音を聞きながら同じことを思っているに違いなかった。


DAY2

朝は曇り空だった。
IMG_4167.jpg

早めに起きてちょっと早くピットに向かった。今日も朝からやることが多いのだ。
ピットの準備をしてタイヤ交換の工具を出しておく。着替えもやっとかなきゃ。
もりりんは昨日の成績を意識してか、急に苦手なタイヤ交換をする気になったようだ。チューブ噛みが心配らしいw。
7時にマシンが解放され、みんな自分の一斉に自分のピットにバイクを押していく。これから30分間だけ整備が許されるのだ。
僕はリヤタイヤを交換して各部のチェック。日高の15分間に較べれば余裕、余裕。
そして残り5分でエンジン始動と暖気。タイヤの空気圧を0.6と低めにしていたがタイ製タイヤのサイドの腰が無さそうに見えたので0.8まで上げた。グリップするかな・・・

朝8時に第一組目がスタートした。第一位の鈴木健二選手は昨日と同じようにのんびりとWR250Rをスタートさせた。
僕のスタート順位もだいぶ上がっていた。隣には排気量こそ違え、同じ中級クラスのTE310の楠井さん。しかし彼とは12秒ほどの差しかない。
スタートが近づいてくる。
コンクリート製のスタート台でタイヤを空転させるライダーが多い。2速でスタートしよう。

スタート旗が振られてクラッチを繋いだらバイクは前に出ずにエンジン回転が下がってしまった。
しまった、出遅れた~!
左から楠井さんが前に出る。彼の後をついてパドック外周を走る。
2012stde399.jpg

林道に出たら全開だあ~!夜の雨のせいで今日はホコリも無く走りやすい。彼の背中に手が届きそうだ。
おお~!バトル楽しい~!しばらく走ったら問題のクネクネ登りに出た。
ツルツルの路面はまだ結構グリップした。ストップさえしなければなんとか上まで登れそうだ。
後ろにぴったりくっついていると、下りの後の右ヘアピン登りで楠井さんがバランスを崩し、スルッとインから抜くことが出来た。彼はタイヤ交換をしてない。新品タイヤの力を借りて差を広げたる!とアクセルを開けた。

暗い森の中はやはり昨日以上にツルツルだ。止まらないように止まらないように気をつけて慎重に走る。
しかしツルツル登りの轍でバランスを崩して停止してしまった。アクセルを吹かすがタイヤは空回りするばかり。
緩い坂なのに・・・。そんな僕の横を楠井さんが抜いていった。
仕方なくバイクを降りて押し上げた。やっぱこんなとこ苦手だ。我慢の区間・・・。

突然赤ゼッケンが後ろから現れた。僕の1分後にスタートした立蔵パパだ。うおっ、速ええ。あっさり抜かれた。
しかし後ろをついていったら鋭角ターンでパッタリと倒れてしまった。
ありゃSAでもそんな転び方するんだ。ちょっと地面が遠かったですね。
よしまた林道に出たぞ。それまでのうっぷんを晴らすかのようにアクセルを開ける。
3速、4速、5速。木古内の山を弾丸のように駆け抜ける。

前方に楠井さん発見!追いついたぞ。先が見えない林道では後ろから走る方が楽だ。
しかし彼も引かない。前後ドリフトしながら突っ走って行く。負けられない。

1周目はなんとか彼より先にゴールすることが出来た。すぐに給油をして、川渡りの水しぶきで前が見づらくなったゴーグルを交換する。はあはあもう5分経ったか。

2周目へGO!今度は一人なので自分のペースで走れるが、目の前に目標がいた方が燃えるし楽しいw。
ウッズやガレ場は自分でも情けなくなるくらいにペースが落ちる。その分高速林道で頑張るが何度もコースアウトしそうになる。そういえば今日は朝からよく物を落っことしてたな。まさか自分が崖から落ちたりしないよな・・・。

森のツルツル登りではすでにマーシャルが数人いて「左!」とか登れるラインを指示してくれた。
おかげで難所をスタックすることなく通過できた。
高所を走る砂利林道はガスがかかってきて天気が悪くなってきた。
新しく作られた赤土だらけで伐採の小枝だらけの登りは表面がツルツルテカテカとしてきて、ラインを誤ると再スタートが難しいくらいに滑る。
慎重に走っているとチュパ先生発見。
彼はバイクを降りて押し上げたところらしく、死にそうにゼーハーゼーハー息をしていた。乙ですw
2周目も順調に走ることが出来た。

そして3周目。ちょっと天気が悪くなってきた。ゴーグルに小さい雨粒が当たる。
暗くなった空からはいつでも雨が降ってきそうだ。1周40キロ近くもあるコースなのであちこちで天気も違ってくる。そして後半部分で大粒の雨が降り出した。とうとう降ってきたか!
あの森の中の難所は大丈夫だろうか?前回みたいに坂を登れなくて時間切れリタイヤだけはゴメンだ。
しかし降っているのは一部分だけみたいですぐに小降りになった。

5速全開の直線林道をエンジン吹け切って走っていると、突然赤ゼッケンが右横をバビューン!とえらい勢いで抜いていった。立蔵パパだ!
何キロ出てんだ!こんな高速域で抜いてくるか!やっぱ赤ゼッケンはブチ切れとる!
コーナーが続く区間で必死に彼についていく。おお、速えっ!しかし楽しいぞ。
後ろから見ていると結構ミスをしている。狭いがグリップがいい赤土の林道をぴったりとくっついて走ると、疲れが来たらしく最後には道を譲ってくれた。
3周目も無事に帰って来た。

ピットに戻ると、もう今日の走行を終えた楽さんのチームの方に給油を手伝って頂いた。
バハレースを完走する方々なので、ここを2周じゃ物足りなかったのでは。

さあ最後の4周目だ。またまた林道をかっ飛ばす。
CRFはまるで手足のように動いてくれる。もう8年も前のモデルだがまだまだイケル。イケテないのはライダーだけだ。
ツルツルのジグザグ登りもなんとか登ることが出来た。
伐採小枝新道登りも我慢の走りでやり過ごせた。
森の中の急坂もマーシャルの的確なアドバイスでスタックすることなく通過出来た。
5速全開で高速林道を突っ走るとそれだけゴールが近づいてくる。
それで今年で最後となる木古内のレースも終わってしまうのだ。

こんな楽しいコースがあっただろうか。
高速林道と難所が良い感じに織り交ぜられた木古内。
木古内ファンが多いというのも頷ける。
僕が出たのは前回と今回の2回だけだが木古内サバイバル2デイズエンデューロは30年近い歴史があるのだ。
これで最後とはいわず、もっともっと続いて欲しい。

あと少しでゴールだ。小心者の僕は川渡りもより慎重に走る。そんな僕に向けられるカメラは無かったw
やったーゴールだ!
転倒も無くノントラブルで2日間を走り終えることが出来た。思わずガッツポーズが出た。あー楽しかった!

ゴールしたバイクは一旦パルクフェルメにプールされ車両のチェックをされる。
既にゴールしたたくさんのバイクの中に自分のバイクを押していくとそこに競技委員長の大森さんがいた。
「楽しいレースをありがとうございました」と握手を求めると驚いたようなちょっと寂しそうな表情を見せた。
「とうとう終わっちゃいましたね」
「渋谷君(木古内キング)も残念がってる。これで木古内が無くなるのかと思うと走りながら泣けてきたと言ってた」
次々とゴールしてくるバイクを見ながら、このレースを支えてきた大森さんも感慨深いものがあったのだろう。

歩いてピットに戻り、後片付けが残ってるがメシだ!腹減った!
天気も急速に回復してきた。
IMG_4171.jpg

マシンプール解除までまだ2時間近くあった。のどかな時間が流れる。
思い出したようにポツリポツリとゴールしてくるライダー達を会場アナウンスが迎える。
かなり時間が経ってからチュパ先生が帰って来た。ゴールかと思ったらまた走り出した。
あと1周あったのか。ごくろうさんです。
すべてのライダーがゴールしてやっとマシンが解放された。やっと片付けが始められる。
帰りは楽さんのKTM125を預かるので2台積みだ。
そして帰りのフェリーの時間が迫っているのか楽さん一行は表彰式を待たずに会場を去っていった。

表彰式。僕はなんとDクラスで優勝してしまった!
2012stde586.jpg
前回がリタイヤだったのでなまらうれしい!今回はコンデションが良かったのが幸いした。
賞品に木古内のジンギスカンを頂いた。
Cクラスはやっぱりもりりん。みんなの期待を裏切らず崖落ちまでやったがw、それでもぶっちぎりの優勝だった。
IMG_4198.jpg
IMG_4208.jpg
IMG_4220.jpg
IMG_4228.jpg
チュパ先生は最終ライダーで表彰された。諦めずに最後まで走って良かったですね。
IMG_4240_20120709103945.jpg
IMG_4242.jpg


総合優勝は鈴木健二選手。
市販車WR250Rであっさり優勝してしまうなんてやっぱり日本のトップライダーだ。
「日本の色んな場所のレースに出ているけど、木古内のレースが一番楽しいです。ぜひ復活してください」
とインタビューで答えた。
IMG_4236.jpg

2012stde614.jpg



「木古内は30年もの歴史があるけど今まで存続の危機なんてあったんですか?」と僕は聞いてみた。
「10年とか20年とか、節目の年にもう止めようかという声はいつも出てた。
スタッフも高齢化してきて色々と大変になってきたんだ」
「今回だけはやる。採算ラインの120台に届かなかったけど今までのプール金があったのでそれを使ってこれで終わりにしようということになったんだ。」
林道という公道を閉鎖して数十キロものコースを作りレースを行うのは大変な作業だろうと思う。
準備から運営、レース後の補修まで多くの労力、費用がかかるだろう。
そんなレースが28年も続いていたのは驚くばかりだ。もっと早くから木古内に出場していれば良かったと悔やまれる。
木古内STDEが終わってしまってみんな残念がっている。
しかし再開を望む我々の声が彼らの心に届いたのか、大森さんのブログに気になることが書かれていた。

大森さんのブログより
「新たな計画や目標を誓ってしまったのでした。
又NO1鈴木監督の言葉も凄く印象に残る言葉が多々あり意欲を湧かせて頂きました。
「今回初めて渋谷さんとレースで合い走りましたが渋谷選書の走りに感激しました。
「凄い走りをする」凄い勉強になったよ」とか「こんな素晴らしい大会コースは日本全国色々な所に出場してますが
「ここSTDEのコースが一番楽しく走れ素晴らしいコース」
「絶対この大会無くしないでほしい!」と言った事を頂きました。
沢山の方々からも存続の言葉やお願い受け、大会長である町長に交流会場で直訴しました。
町長も「こんな素晴らしいイベントを消さないで町に残したい」と言った思いでした。
町内の若者団体もやりたい続けたいと言った思いの様なので何とかしたいなーと言った思いでいます。」


ライダーのみなさんお疲れ様でした。
主催者のみなさんありがとうございました。

リザルト(PDF)
第1日目
第2日目


写真は
大森さん
まっつさん
もっこす
です。
ありがとうございます。





| エンデューロ | 10:47 | comments:4 | trackbacks(-) | TOP↑

2012年06月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年08月

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。