2009年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年05月

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陽炎(かげろう)

2008年の12月号のフリーライドマガジンを見ていた。
記事には三橋淳が新型フサベルに楽しそうに乗っている写真があった。
小さなバンクでベタ寝かし&フロントアップ!僕はその写真を見て驚いた!
彼の走りもスゴイが、僕が驚いたのはフサベルの排気ガスが写真に写っていたことだ。
排気ガスだけではない。なんとシュラウドの排出口からラジエターの熱気がゆらゆらと吐き出されているのだ。
その写真からは、三橋淳がフサベルのエンジンをブン回し、エンジンがチリチリにヒートしている姿が生々しく想像出来た。こんなものが写るのか・・・。当然2ストの白煙とは全く違う。
撮ってみたい。しかしどうやれば撮れるのか?

佐藤敏光カメラマン聞いてみた。
「排気ガスって写るんですか?」
「・・・写るよ。目に見えるんだったら写真にも写るよ」
と彼はニコニコして答えた。
「色々試してごらん」
まるで雲を掴むような話だ・・・。

季節は初冬。北海道はもうバイクシーズンが終わっていた。
しかし冬はスノーモービルのレースがある。
豪快な走りをするスノーモービルの後姿を狙って撮ってみたが、背景が雪だと写っているのかいないのか分からなかった。
季節は春になり、バイクシーズンがやって来た。そしてこの間のHOPフリーライド。
400枚ほど撮って、いつものようにピクセル等倍で写り具合を確認していたら、!!! 
これは!この陽炎のようなゆらゆらは排気ガスじゃないのか?
伊藤さん
伊藤さん2

他の写真にもかすかにそれらしいものが写っている。他に?他にはないのか?
去年の夏和寒で行われた全日本モトクロスの写真を見てみた。
1000枚近く撮った中に3枚ほど写っていた。
narita.jpg
narita2.jpg
suda.jpg
suda2.jpg

カメラの優秀性と白レンズの描写力に驚いた!
しかし排気ガスが写るにはいくつかの条件が必要なようだ。
だからどうしたと言われればそれまでだが、写真オタクには重要なのだ。
偶然の産物だったが、今年は狙ってみよう。

最後に今入院中らしい林さんが早く回復するようカコイイ写真を・・・
林さん
林さん2

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| 写真ネタ | 00:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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北海道XCシリーズ第1戦の写真

先週の北海道XCシリーズ第1戦千歳大会はすごく楽しく、そして一生の思い出になりました。
バイクで走るのはもちろん、写真を撮るのも好きな僕はレースの合間に撮っていたので
そのいくつかをアップします。
まずは開会式。MFJ公認レースとなったのでMFJの方も来られました。
場違いなスーツ姿の人は議員さんだそうです。
開会式

今大会を取り仕切ったビッグタンクマガジン編集長の春木さん。
春木さん

コースを造った世界の伊藤さん
伊藤さん
楽しいコースでした。

そんで2時間ヘアスクランブルは無事終了しました。
そしてファイナルクロス。
まずはF、C、Lクラスの混走レース。
阿部さんがマーシャルとして下見の1周を引っ張っていきます。
アベさん

ちょっと台数少ないけど迫力は充分にあります。
FCLクラス

トップのTE250(焼き鳥屋さんだそうです)をCRF150RのAYAさんが追いたてる!
FCL2.jpg

CRF150RからWR250Rに乗り換えた塚田さん
塚田さん
結局AYAさんの転倒で勝負は決まってしまいました。

そして僕が出場したBクラスの後は←当然写真撮れない
SA、Sクラスのレース!

スタート前におどける速い人達。余裕です。
SAクラス
スタート5秒前!
SA2.jpg

スタート!
SA3.jpg

第1コーナーはスゴイ迫力!
SA4.jpg

なんか目の色が違います
SA5.jpg

IMG_6182.jpg

あれ?何か変・・・
SA7.jpg
ウェアもフォームも同じな方々でした。

そんでこんなホコリ・・・
IMG_6187.jpg

僅差のトップ争い!
SAトップ争い

ああ~!モジゾーさんコースアウト!
SA.jpg

それからの追い上げは凄かった!
コーナーリングでこんだけサスが沈むなんて・・・
SA_32.jpg

リヤがブレイクして足を出す・・・ほとんどリヤフェンダーの先まで足が来る・・・足ナゲー
SA_32_2.jpg

力、みなぎってます
SA_4.jpg

速い人ほど先を見てます・・・
S.jpg

エンスト王のumiちゃん。ファイナルクロスはどうだったんでしょうか。
SA28.jpg

何気に速いスケテツさん。サスガ赤ゼッケン。
SA13.jpg
おお、ここまで寝かす!
SA_13_2.jpg

死神ライダー現る!ww
S_88.jpg

今年から黒執事や黒ひつじなんて名前が付いたGAKUさん。
SA_26.jpg
3周のレースはあっという間に終わりました。
遥かにレベルが高い走りを見せてくれた、S、SAクラスのレースを制したのはやはり高橋マサトン。
総合でも文句無しの優勝です。

表彰式まで時間があったので、時間や体力がある人はGASGASやあのシェルコ!に試乗してました。
僕も乗っけてもらいましたが久々の2ストニーゴーはすごいパワーで体が、目がついて行きません!
シェルコはうん、軽くて乗りやすかったです。
ちょっとサスが硬かったな。まだ馴染んでいないのかな?←ヘタでスピードが遅いと思われ


そんで表彰式
表彰式
頑張ったみなさんにはシャンペンが・・・
表彰式2
いいなあ、と思いつつ近くで撮っていたら、くらいましたww
シャンパン

楽しいレースに参加されたみなさんお疲れさまでした。
楽しいレースを開催してくださったみなさんありがとうございました。
シリーズ戦になって北海道のエンデューロがもっと盛り上がって、
もっとレベルが高くなればいいなと思います。
ただ、敷居が高くなって初心者の方々が置き去りにならないことを望みます。

| エンデューロ | 12:52 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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北海道XCシリーズ第1戦 ファイナルクロス編

IMG_61766.jpg


熱いバトルが続いた2時間のヘアスクランブルレースは辛くもクラス1位でチェッカーを受けることが出来た。
ホントにホントか?まだ信じられない。正式な発表がないので手放しで喜ぶことが出来ないのだ。
しかしこれで終わりではない。これから一休みした後モトクロスコースを使っての3周のファイナルクロスが待っている!

全てのライダーが2時間レースのゴールを迎え、1時間弱の休憩の後ファイナルクロスのアナウンスがあった。まずはファンクラス、チャレンジクラス、レディスクラスの混走レースからだ。
下見の1周の後みんなスタートラインについた。今度はエンジンをかけたままのスタート方式だ。
日章旗が振り下ろされ、8台がスタート。コース脇では「行けー!」「ガンバレー!」などのチームメイトの応援が飛ぶ。トップのTE250に2位のCRF150R+AYAさんが肉薄する。どんどんその差は縮まり、抜くのは時間の問題と思われた。ところがAYAさん転倒!
バイクを起こして再スタートを試みるがエンジンが掛からない。エンジンが、掛からない。
その間に全てのライダーは彼女を追い抜いていった。遠くから見ていても彼女の悔しさが伝わってきた。ラップタイムと開けっぷりはトップクラスだが残念ながら結果を残すことはできなかった。

さあ、次は自分の番だ。みんなスターティングラインに一度並び、そして端から順に下見の1周へと走り出した。僕は大きく息を吸った後、2速で第1コーナーまでスタートのシミュレーションをしてみた。砂の路面はなかなか後輪をグリップさせるのが難しい。
ゆっくりと各コーナーのギャップや荒れ具合を確認しつつ走る。やはり全体的に走りやすいゾ。
今度は大テーブルトップジャンプも使われ、そしてその後の2連ジャンプも通る。
2連・・・なんだか逝けそうな気がする。以前走ったときは2個目のジャンプが尖っていて怖くて飛べなかったが今回はややなだらかになっている。
「勝負はここだな・・・」。

スターティンググリッドは真ん中を選択。隣にはX-猫さんがいた。彼のマシンはKTM250EXC、ハイパワー2ストニーゴーだ。
「先に出られたらやっかいだな」もう15センチ離れて並んだ。スタートの時間が迫ってきた。
スタート15秒前。それまで平和に空吹かしをしていたみんなは一斉に正面を向き、そして目つきが変わった。
スタート5秒前。僕はCRF250Xのギヤを2速に入れ、両足をついて正面を見据えた。
「グワーン!」と一気にエンジン音が上がる。
スタート!おおっ!ちょっと振られたあ!
るなるなさんより13

インからスルスルと「つー」が出てくるのが見える。第1コーナーが迫り、全員が一気に寄ってくる。3番手でコーナーに入った・・・と思いきや、アウトから集団が被せてくる。ここで絡んだり、転倒したら終わりだ・・・。
るなるなさんより14

無事第1コーナーを抜けたら6位くらいか。ホコリで前が見えないがそのままアクセルを開けてついていく。トップとの差は約20メートル。
るなるなさんより16
るなるなさんより15
ギャップも少ないので安心してアクセルを開けられる。右に左に3速、4速でコーナーを抜けて行くと3位に上がった。そして登りのステップアップジャンプを全開で飛んだら前の2台にかなり近づいた。その差10メートル。
右に曲がると大テーブルトップジャンプまで一直線!流石にみんな国際A級じゃないので一気飛びはしないがかなり飛んだ気がする。
下りながら右コーナーをインで回るとアウト側に「つー」が、そしてトップの選手が10メートル先にいる!そして目の前は2連ジャンプ。
「行ける、行ける、行けるぞー!」なぜかさっきから「行ける、行ける」という言葉が頭を巡っていた。
一気に飛んだ!「つー」を抜いた!そしてすぐ後の左コーナーでトップを走っていたライダーのインに切り込んだ。「うひょー!」
コーナーを全開で立ち上がると目の前には誰もいなかった。

るなるなさんより20

僕はアクセルを開け続けた。今日は乗れている。まったく転ぶ気がしない。
しばらくして後ろを振り返ると、もう追ってくる亡霊はいなかった。

後ろに見えるのが勝負所だった2連ジャンプ
るなるなさんより19
るなるなさんより17

そして3周のレースをブッチギリでゴールすることが出来た。
「ああ、なんて気持ちいいんだ・・・」
飛び上がるほどうれしい!優勝してバイクの上で踊るバレンティーノロッシの気分が分かる!
バイクを止めるとみんな口々に「おめでとう!」と言ってくれる。今までこんなに祝福されたことがあるだろうか。なんか照れくさい。もうゴールした瞬間から顔は緩みっぱなしだ。
るなるなさんより18


次はSA、Aクラスのファイナルクロス。
流石に速い人たちだけあって僕らとはレベルがとんでもなく違う。
迫力のレースはあっという間に終わった。

これで今日のレースはすべて終了した。
結局僕はBクラス2時間ヘアスクランブル1位、ファイナルクロス1位で文句なしの優勝だった。
あまりにも出来すぎだ。表彰台の一番上から見る景色はなまら良かった。
るなるなさんより23

30年もバイクに乗り続けていれば、たまにはこんなことがあってもバチは当たらないだろう。
リザルトはこちら


今年、北海道クロスカントリーシリーズは全7戦ある。今回のコースで開催されるのはこの第1戦だけだ。
残りは苦手な夕張大会x2回、ドロドロヌタヌタらしい倶知安大会x2回、砂砂トレイルのTSEx2回(去年コテンパンにやられた)。
もう僕のシーズンは終わったようなものだ(泣)


今回の写真は上の白黒以外はRUNARUNA WORKSさんよりお借りしました。
(一部トリミングさせてもらいました)

| エンデューロ | 20:15 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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北海道XCシリーズ第1戦 千歳大会 in HOP 参戦レポート

ヒタヒタと忍び寄るオレンジ色の影。ヤツが来た。オレンジ色の赤ゼッケン。オレはこのまま抜かれてしまうのか?「ちくしょー!」手を振りほどかんばかりに暴れるハンドルをグッと押さえ夢中でアクセルを開け続けた・・・。




4月19日、北海道クロスカントリーシリーズ第1戦千歳大会 IN HOP に参戦してきた。
今までバラバラで開催されていた北海道のエンデューロレースが今年から一体化しシリーズ戦になった。

快晴の北海道オフロードパークに7時半に着くと既に前日入りの車も含め30台近くのトランポがいた。晴れてはいるが風があって寒い。
バイクを降ろしてエンジンをかけて、受付でもらったトランスポンダーをフロントフォークに取り付ける。
これで1/1000秒までタイム計測できるらしい。60台近いエントリーがあった。
昇格したライダーは去年とはゼッケンの色が変わっているので開幕戦は新鮮だ。

9時半よりライダースミーティング。コースは砂砂のモトクロスコースの一部と周辺の林道、ウッズで、1周約12キロ。パドックの真ん中にはまたもや丸太とタイヤが置いてある。好きね~。
約2時間の耐久レースが終わったら一休みしてファイナルクロス3周。
その合計で今日の勝者が決まる。
スタート方式は今までの10秒間隔とは違って、モトクロス式に一斉スタート。
しかしエンジン停止状態からなのでセル付きが有利か。

スタート時間が近づき、みんなゾロゾロとスタート地点に移動を始めた。10分前に行ったばかりのトイレにもう一度行き、そしてモトクロスコースのスターティンググリッドにCRF250Xを入れた。
真ん中よりややイン寄り。気が付くと前列に並んでいるAクラスの「まゆげ」さんが目の前にいた。
まずはSA、Aクラスからスタートして、30秒後に我々Bクラスのスタートだ。

一斉スタートはすごく緊張する。どんどんと脈が速くなっていくのが自分で分かる。
しーんとしたスタート前の空気はピリリとしている。
スタートフラッグが構えられるとみんなビシバシと音がせんばかりにフラッグに集中する。
そしてスタート!静寂の中に「キュキュン」とセルの音がしたと思ったら一斉に爆音と共に第1コーナー目掛けて走り出した。一瞬で砂埃で見えなくなる。
数名がエンジンがかからずに取り残された。目の前の「まゆげ」さんはその中の一人だった。ご愁傷さまです。
砂埃の集団がモトクロスコースを轟音とともに移動している。
なんて見ている場合ではない。自分のスタートだ。もうスタートフラッグが構えられていた。
ギリリとフラッグを注視。
スタート!フラッグが動いた瞬間にセル一発!ブルン!掛かったと思う前にギヤを1速に蹴り込み、と同時にアクセル全開&クラッチミート!
おお!いいぞ!しかし1速でスタートしたので後輪が空転しバランスが崩れる。右から「もりり」んが出てくるのが見えた。やられた。23台がヘアピンの1コーナーに殺到する!

RUNARUNA WORKSさんより
るなるなさんより
他車と絡まないように注意しながらコーナーを抜けると目の前にいたのは3台。
整備されたばかりのコースはスゴク走りやすい。目の前の3台に手が届きそうだ!
まず1台をパス。そしてステップアップのダブルジャンプを「行けえ~!」と飛んだら前方の2台に一気に追いつき、そのまま右コーナーを全開で立ち上がる。
この先は大テーブルトップジャンプだな。この勢いじゃ飛びすぎちゃうかも・・・。
しかし目の前にコーステープが通せんぼ!ここからモトクロスコースを外れるのか!
「なんじゃ~!」と叫びながらコースアウト。つられてもう1台もコースアウト。5位ぐらいに落ちたか?
砂砂のモトクロスコースから固く締まった林道に出た。全開!後輪が空転することもなくCRF250Xはぐんぐんスピードを上げる。右手は全開固定、クラッチを一瞬だけ切ってシフトアップ。
「おお、路面が飛んでいく。景色が融けていく」

普通林道を走る時は安全マージンを取って8割くらいで走るが、今日は対向車の心配もないレース。
100パーセントに限りなく近い。
ん?目の前に赤ゼッケン?「GAKU」さんだろうか。バイクの調子がおかしいのか首をかしげながらゆっくり走っている。奥さんになんて言われるんだろうww。

高速道路をくぐり、林道をカッ飛ぶと森の中に入った。コーステープは無く、2メートルほどの高さにコースマーカーが取り付けられている。コースマークの方角だったらどこを走ってもいいということらしいがアチコチに倒木や木の根があるので気が抜けない。
目の前を走る「もりりん」はその先を走る遅いライダーを隙あらば抜こうとしているがここは完全な1本ライン。彼のイライラが伝わってくるようだ。そして彼は賭けに出た。
ちょっと開けたところでラインを外して抜きにかかった!「やるなあ!」と感心していたら木の根に行く手を阻まれてストップしてしまった。
「ふふ、まだまだ若いな」と思いつつ僕はひたすらその遅いライダーの後ろをついて行った。
そしてウッズを抜けたところでやっと抜いた。ふう~。
るなるなさんより6

直線林道が続く。気が付けばCRFはトップギヤに入っていた。その時ハンドルが振られ始めた。
「うお、うおお!」グリップを握り締めると今度は肩全体が揺さぶられる。そして頭までガクガクくる!
まるで両肩を掴まれてスゴイ力で揺さぶられている感じだ。目の焦点が合わない。
腰をグッと後ろに引いてリヤブレーキだけを掛けるとなんとか治まった。「なんだこの振られ方は・・・」レース前にタイヤを新品に交換したのが裏目に出たのだろうか。タイヤのグリップが良すぎてキックバックが大きくなった?とにかくスピード出すとコワイ目に遭う。

るなるなさんより2

モトクロスコースの横まで戻ってきた。ここのエンデューロコースは相変わらず砂が深い。だが僕はコレが好きなのだ。いい調子でジャンプを飛ぶとジャンプの向こう側にKX250Fが倒れていてその横にムクッと起き上がる「umi」ちゃんがいた。ジャンプで転んだの?アクセル吹かしてパス。
るなるなさんより3

またウッズに入った。ウッズは狭いしクネクネしているので気が抜けないし疲れる。
喉が猛烈に渇いてきた。背中のキャメルバッグの水を飲みたいが手を離すことが出来ない。
サンドの蛇のようなコーナーを抜けると直線があった。ん?なんか盛り上がってるぞ?ああ、これがライダースミーティングで言っていた砂のダブルジャンプか。そんなに大きくないのでエイッと飛んだ。
前方に伊藤さん発見。なぜかコース脇で手を振り回して声援を送っている。え?ここもダブルジャンプ?エイッ!そしたらまたダブルジャンプ出現!エイッ!

やっと平らなパドックまで戻ってきた。キャメルバッグのホースを口に咥えて水分補給。ハアハア、苦しいので一口づつしか飲めない。目の前には丸太越えとタイヤ越えだ。3個目の3段積み丸太が引っかかりそうになるがそんなに難しくはなかった。
またエンデューロコースに戻ったらいきなりのダブルジャンプ。これはやばそうなのでナメナメ走法。そしてモトクロスコースに戻ってきた。これで1周か。いつの間にか自分の前には同じBクラスのライダーはいなくなった。ということは今一番なの?

るなるなさんより4

バラけてきたのであまり出会うライダーもいなくなった。林道でフッキーさんに追いついた。声を掛けようかと思ったがエライスピードなのでやめた。しばらく孤独な走行が続く。
CRF250Xは絶好調だ。林道もクネクネ道もすごく乗りやすい。パワーも僕には充分すぎるほどだ。
前方に黒ゼッケン発見!しばらく後ろをついて行ったら砂のスネークコーナーで2台ともパタ、パタと倒れた。楽してパス。ウッズで遅いライダーに追いつき、抜きどころを探していて確かこのラインの左は木が離れていて通れたなと思い出し、ラインを外して行け~!ガツン!木に激突。違うポイントだった。ウッズはどこも似ているのでワカラン。キンタマ痛い・・・。
ヒリヒリする股間に走行風を当てながら、4周目だったろうか、パドック部分に戻ってきた時後方に「もりりん」の姿が見えた。追い上げてきたか・・・。
向こうは元気な20代。じきに追いついてくるだろう。しかし抜かれるのを待っているわけにもいかない。背中の水を一口飲み、タレてきた身体に鞭を入れてアクセルを開ける。

パドックに戻ってくると1時間経過の表示があった。半分終わったかあ。
あれ?いつの間にか「もりりん」の姿は見えなくなっていた。
「ター」さんと何度も遭遇するようになった。明らかに向こうのペースが速いのでどんどんと後ろから追い上げてきて、そしてウッズで抜いていくがその後遅いライダーを抜こうとして転倒。そしてまた彼を抜いていく。なんか漁夫の利みたいな走法だな。
トンネル手前の林道でコーナーを抜けたら突然彼が止まっていた。びっくりしたが彼は転倒していたGASGASのライダーが心配で止まったようだ。大丈夫かな。
その先に車に乗ったマーシャルがいたので転倒者がいると説明していたら「ター」さんが通り過ぎていった。大丈夫なようだ。しばらく走るとまた「ター」さんが止まっていた。今度は自分のバイクのエンジンをしきりに眺めている。なんかトラブルだろうか?抜かれては抜き返しそしてまた抜かれるの繰り返しはここで終わった。

るなるなさんより5

5周目だったろうか、後方から迫り来る赤ゼッケン2台発見!ええ!もうラップされちゃうの?
差は約30秒。その赤ゼッケンは高橋マサトン。やっぱり彼か。ISDEの日本代表に選ばれるくらいだから当然か。でも来るのが早過ぎる!
あと、もう1台はゼッケン13番・・・スケテツさん!!ええ!速過ぎ!えらいこっちゃえらいこっちゃ。飛ばせ飛ばせ!
来る!すぐに来る!後ろが気になって気になって、何度も振り返ってしまう。まだまだ。まるで亡霊に追われているかのようにアクセルを開けて逃げる。
しかしなかなか追いついて来ないぞ?変なところで追いつかれたら大変だな。例えば狭いウッズとか・・・。後ろからエンジン音が聞こえてきた。だんだんと大きくなってくる。来たー!
来たのはコース後半、丁度ウッズの入り口。やべぇ!殺される!
チンタラ走っていたら突然後ろから「わあああ!」と大声が聞こえた。
「ひゃあっ!ごめんなさい!」
慌ててラインを譲るとゴリラのような「マサトン」がエライ勢いで抜いていった。
彼の走りを見ていると狭いウッズの中を、伊藤さんみたいにスタンディングするわけでもなく、ひゅいんひゅいんと駆け抜けていく。そして見る間に消えていった。次はスケテツさん来るか・・・?

コース終盤のウッズで彼の気配を感じた。ぴったりと後ろにつけてだんだんとプレッシャーをかけてくる。
「来る!」
短い直線の後の左コーナーの進入でスピードを落とし過ぎ、立ち上がりで後輪が空転し、失速。
「イカン!」と目の前に続く直線を必死で加速すると右側からオレンジ色の影が現れた!
ハンドルを振られながら、ギャップだらけの直線を腰を引いて加速していくがジリジリとスケテツさんは前に出て行く・・・。KTM速いやん・・・。
るなるなさんより8
るなるなさんより9
るなるなさんより10

>>>ウッズの中でエゾもっこすさんの後ろを走りながら、「チャンスはウッズを出た瞬間の加速だな」と考え、とりあえず背中のドリンクを飲みながら呼吸を整え、ウッズを出る直前に一度車間を開けてから体勢を整えて低めのギヤで加速しながらウッズを飛び出したんです。
(あの時はすでにCDIが逝かれていたので、ストレートに出てからの勝負じゃ前には出られないと思いました)
後はハンドルが振られているエゾもっこすさんを横目で見ながら、「よしよし・・・」とステアリングダンパーまかせでひたすら全開です。>>>
スケテツさんのブログより引用

やや下りながら次の右コーナーが迫ってきた。前方に遅いライダーが走っている。もうブレーキ勝負だ。彼の斜め後ろについてその遅いライダーをパス・・・すると突然左からスゴイ勢いで黒ゼッケンが抜いてきた。「コーナー手前で来るか!」。
スケテツさん、黒ゼッケン、僕の順で繋がったように右コーナーへ進入。コーナー途中から2台の後輪は砂を大量にかきあげる。砂を浴びながらこいつらハンパねぇと感心していると出口のギャップでスケテツさんのリヤタイヤが真横に飛んだ。黒ゼッケンに当たりそうになったが一瞬ビックリしただけで黒ゼッケンは失速したスケテツさんを抜いた。
ふう、直線とコーナーだけという短い時間だったがまるで映画を見ているようだった。コーナー手前にいた遅いライダーは嵐のように次々に抜かれてびっくりしただろうな。
僕は彼らに引き離されていった。

Tomoさんより2

モトクロスコースを走っていると「つー」が追い上げてくるのが見えた。「もりりん」がいなくなったと思ったら次は「つー」か!ちょっとは休ませてくれ!
林道の直線でスピードの乗りが悪くなった。CRFがタレてきたのだろうか?エンジンもちょっと静かになったような?
あれ?と思ってアクセルをグイッと開けると「ぐおお!」と轟音を発しながら後ろに引いた身体を置き去りにせんばかりに加速した。
なんてこった。ただアクセル開いてないだけじゃん。腕が疲れてアクセル全開になっていなかった。

もうすぐレースも終わりに近づいてるはずだ。なんとか「つー」を抑えれば・・・。
しかし彼は予想を上回るスピードでどんどん近づいてくる。後ろを振り向くとその差50メートル!
うう、このまま抜かれてしまうのか?
林道からウッズに入り転倒しないように慎重に走るともう真後ろに彼の気配が感じられた。
狭い木々を縫って行くとバランスが崩れて木に通せんぼされた!ラインを変えようともがいてみたが無理だ。1メートルバックさせるしかない。そして「つー」が抜いていった。
「あー、やられた~」再スタートしたらその差20メートル。
「抜かれたな~。」とりあえず「つー」を追った。
これから離されていくのか?こんなに頑張っているのに結局は負けてしまうのか?
「いやだー!」まだ諦めない。ウッズは彼の方が速いが林道区間なら負けていない。
残った力を振り絞ってアクセルを開けた。コーナーの進入でもハンドル振られて目の焦点が合わないのにカンを頼りに突っ込んで行く。するとジワジワと彼の背中が近づいてきた。そして追いついた!
どっちかがワンミスしたらもう勝負は決まってしまう。
後ろで様子を窺っていたら加速ミス?したのでアウトからぶち抜いた!諦めなくて良かった。
コースは後半分。背中に気配を感じつつ必死で逃げた。苦手なウッズはミスさえしなければ抜かれることはない。
るなるなさんより11


「パスン」!ん!ガソリンが少ない症状だ。ガス欠が近いのか!
せっかく「つー」を抜いたのにガソリン補給するためにピットインしたらまた抜かれてしまう。そしたらもう追いつくのは無理だ。
もうレースは終了が近いはずだ。この周か、もう1周か。この状態でもう1周は無理だろう。
「この周で終わってくれ!」「ガソリン持ってくれ」と願いつつも、アクセルを戻すことは出来なかった。そしてモトクロスコースに戻ってきた。ハラハラしながらいくつかのコーナーを曲がり、バンクのコーナーを抜けるとコース脇に人影があった。その手にはチェッカーフラッグが握られていた。
ゴール!唐突なチェッカーだった。やったー!終わったー!勝ったぞー!

バイクを停止させると、エンジンもストンとガス欠になって止まった。はあーやばかった。
トランポに戻るとほぼ同時に「つー」も戻ってきた。
「追いつかなかったー」とかなり悔しがっている。「オレもやばかったって」やはり僅差だった。
とりあえず勝てたがまるで薄氷を踏む思いだった。
トップクラスのライダー達はもうレースを終えていた。僕より1周余計に走っているというのに。

もう今日はこれでいい!終わりにしよう!
と言いたいところだがこの後ファイナルクロスが待っているのだ。

続く・・・。
写真はRUNARUNA WORKSさんTomoさんよりお借りしました。

| エンデューロ | 22:09 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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1/100の失敗

HOPフリーライドの写真です。 http://picasaweb.google.co.jp/ezomox

HOPフリーライド。
僕は参加しつつも「みんなの熱い走りを撮るんだ!」と走行の合間を縫って撮影もしていました。

普通僕は望遠ズームを効かして被写体の前後をぼかし、そしてシャッタースピードは1/500秒で被写体を止めるという感じで撮っています。
ライダーの目を写したいので正面からというのが多いですが、そればっかりだとワンパターンになるので、スピード感が出るように横に走るバイクを流し撮りでも撮りました。
流し撮りなら背景はより流れた方が効果的なのでシャッタースピードは1/100秒まで遅くセット。
それでいくつか撮ったけどイマイチだったのでまた正面から撮りました。

1/100秒 F16 ISO100 黒執事は速かった
流し撮り

そしてしばらくしてから「ハッ!」と気付きました。
「シャッタースピードを元に戻すのを忘れてた・・・。
約100枚がパアになりました。

その失敗例 
1/100秒 F10 ISO100 ブレブレですね。情けな。
1_100.jpg

そして1/500秒に戻して撮った写真 アベさん、カッコヨス。
1/500秒 F5 ISO100
1_500.jpg
写真がビシッと安定します。

「イカンなあ~」と思いつつもこの失敗、よくやらかすんです。
オートフォーカスのスイッチを切ったまま撮っていたり
とんでもない露出設定になっていたり
ISO感度間違ったり
AFモード間違ったり
カメラのバッテリーの充電忘れたり、etc

ただ、ブレブレの写真でも偶然にライダーの顔にピントが合った時は不思議な写真になります。
狙って撮れればいいけど、これはマグレ100%

1/100秒 F11 ISO100 フッキーさん、パネェ!
流し撮り2

熱いライダーの走りや恍惚の時間は戻りません。
瞬間は一期一会。
もっともっと注意して撮らなきゃと思ったフリーライドの日でした。



| 写真ネタ | 23:13 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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2009 HOPフリーライド

IMG_5500.jpg

追記 フリーライドの写真アップしました。http://picasaweb.google.co.jp/ezomox

日曜日はHOPで行われたフリーライドに参加してきました。

北海道も4月になってやっとバイクシーズンが始まりました。
当日は春の訪れを祝福するかのような快晴!
レースでもないのに50台近いバイクが集まりました。
みんな待ってたんだな~と思うことしきり。自分もですが。

HOPの広~いパドックの真ん中にコーステープで区切られたフラットな特設コースが出現。
イージーモトクロスやクイーンズモトクロス、エクストリームテストやダートトラックレースが行われ、各レースとも熱い戦いが繰り広げられました。
レースに参加しない人は豪快なモトクロスコースを走ったり、コース脇にまだ雪が残るエンデューロコースを走ったりして、みんな自分のペースで楽しんでいます。

基本、「ごっこ」です。オフロードバイクでの追いかけっこなんてみんながバイクに乗り始めて必ずやる遊びじゃないでしょうか。
そんな楽しいレースの一部をアップ。

よーいドン!遊びとはいえみんな真剣です。
IMG_5516.jpg

単純なコースなのでなかなか差がつきません。
IMG_5578.jpg

伊藤さんと坂下さんのバトルはみんな大注目!
IMG_5603.jpg

先行した坂下さんを伊藤さんが大人気ない走りでぶち抜きました。
IMG_5608.jpg

CRF450RとWR125の2台を持ち込んだ元IBは速いっす!
IMG_55843.jpg

やっぱり伊藤さんは誰にも負けたくないみたい。
IMG_6081.jpg

KTM125から450に乗り換えてもフォームはそのままの林さん。
IMG_5508.jpg

ダートトラックで大外をカウンターで駆け抜ける阿部さん。カッコヨス。
IMG_5977.jpg

レディスも負けてないです!先が楽しみなchocoppyさん。
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マシンもウェアも新しくなったエンデューロ界のマドンナ、フッキーさん。
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あ!コケル・・・!いえ、アクセル開けて立ち直りました。
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ビッグタンクマガジンの編集長も09ハスク250で参加!
スタートでフロントアップしてビックリして出遅れた!
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自分で造った丸太セクションで転倒。今週末の菅生2DAYSは大丈夫か。
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フリーライドマガジンの三上編集長も参加!何気に速いです。
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最後は表彰式。見事モトクロスクイーンに輝いたフッキーさん。
とその下僕。
「ほ~ら、私の聖水を浴びるのよ!」
「あ~女王様、幸せです~」
(ウソです)
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表彰式が終わり、全ての役割から解放された伊藤さん。
「今日のフリーライドは終わりましたが、まだまだ走りますよ」←伊藤地獄が始まるか?
乗りたくてウズウズしてます。
しかしもうみんなお腹イッパイなので反応ナシ。
「乗りますよ~。走りますよ~・・・」

いや~楽しかったです。
さて、これからレースシーズンが始まります。
まずは4/19の北海道XCシリーズ第1戦「エアフォースGP」だ!


僕も参加していたので写真はあまりありませんが、もうすぐアップします。

↑しました。http://picasaweb.google.co.jp/ezomox

| エンデューロ | 21:58 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

ハイスピードシンクロ

この間の日曜日、海沿いのモトクロスコースに行ってきました。
砂のコースは難しいけどとても楽しく、調子に乗って走っていたら3速全開で宙を舞いました。
痛かったです。そんなことはどうでもいいです。

バイクで走るだけじゃなくていつものように一眼レフカメラを持って行きました。
それとこの間買ったスピードライト。昼の撮影にストロボを使用してみました。

普通はストロボを使うシンクロ撮影時はシャッター速度はカメラによって
1/125秒とか1/250秒に設定されています。
それ以上速くすると写真の下半分が光が当たらなくて暗かったりと失敗写真になります。
ところが!この間買ったストロボはもっともっと速いシャッタースピードでもちゃんと写るそうです。
普通の発光は一瞬だけど、断続的に光るパルス発光なんてのをやるらしいです。
んで試してみました。

快晴の昼間、逆光気味。普通に撮ればこんな風になります。まあ、見た目通りの写り具合です。
1/500秒 F9.0 ISO400 ストロボ無し
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そしてこちらが「ハイスピードシンクロ」。
1/500秒でもちゃんと画面全部にストロボの光が届いています。
1/500秒 F8.0 ISO400 ハイスピードシンクロ
IMG_5484.jpg

普通明るい日中で1/250秒だと、適正露出で撮る為に絞りはかなり小さくなります。
すると当然被写界深度は深~くなり、写真の手前からずっと奥までピントが合ってしまいます。
それはそれでいいんですが、被写体の前後をボカして強調したい時には使えません。
これを使えばシャッタースピードは速くして被写体をビシッと止め、
絞りは大きく開いてボケも使えます。
ただストロボの光が届く距離がかなり短くなるのでもっともっと
バイクに近寄らなきゃならないけど・・・。
その他に逆光で人物の顔が黒くつぶれる時でも絞りを開けたまま
ストロボを光らせることが出来ます。
問題を一気に解決する製品があったんですね。
スゴイストロボだ・・・。え?常識?知らんかった。


これは、また写真の表現が広がるぞ・・・。←妄想

| 写真ネタ | 11:50 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

2009年03月 | ARCHIVE-SELECT | 2009年05月

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