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積丹とウニ

カンカン照りの航空際の翌日は曇りだった。
「ん〜イマイチな天気だなあ」とだらだらしていたら昼を過ぎてしまった。
「イカン!」ということでバイクで飛び出した。

とりあえずニセコへ向かう。峠を過ぎて太平洋の呪縛から逃れるとスカッと晴れた。バイクでニセコの山々のワインディングロードを走るのは気持ちがいい!
ひまわり

その日はとほ宿「旅物語」に投宿。お盆ということで客が多いかなと思ったが意外にも少なくて6人。カップル以外は皆バイクのオヤジ!夕方そのオヤジ達と混浴の温泉!に行ったがドキドキするようなことは起こらなかった。←何を期待している?
その夜は0時頃就寝。
翌朝は・・・曇り。朝早く宿の主人(ジムカーナをやっているらしい)と一人の客は朝のパノラマラインを走りに行った。
旅物語

天気予報は良くなるらしいので積丹へ向けて出発。
パノラマライン途中の神仙沼をちょっと散策して、岩内へ下りるとカーッと晴れた。

神仙沼
岩内

安いところでガソリンを入れようと思ったが岩内のガソリンスタンドには値段の表示が無かった。
仕方ないので町外れのスタンドで給油したら、レギュラーガソリン195円/L!! 
ハイオクか?と思ったがレギュラーの値段だった。今までで一番高い!
道理でスタンドに価格表示が無い訳だ。
気を取り直して出発。断崖を縫うように道は走り、コーナーを抜ける度に浸食された奇岩が現れる。積丹の海は青く、空も青い。ちょっとトンネルが多いが気持ちがいいシーサイドロードだ。
積丹

カムイ岬を見学するともう昼食の時間だ。
カムイ岬

夏の積丹といえば「ウニ!」ということで食堂を探すがどこも行列・・・。
空いている店を探しながら先に進むと積丹岬まで来てしまった。ここの食堂に入る。「ウニイカ丼」を注文。10分ほど待つと、来た!
ウニ丼2
ウニ丼

一口パクッ。濃厚な海の香りが口いっぱいに広がる。全然生臭くなくてうまい!

僕はウニは食わず嫌いだった。
「あんなどろどろで生臭いものなんて食ってられっか。あー気持ち悪い」
それが一変したのは小樽だった。ウニ好きの知人と寿司屋に入った時出てきたのだ。
「うわっ、こんなものいらんいらん」と言ったが「おいしいから。全然生臭くないって」と強く説得されてイヤイヤ口に入れた。そしたら「んん?これがウニ?」
うまい!濃厚で潮の香りだけが残る。ウニに対する印象がガラリと変わった。

前回ウニを食べたのは回転すしでだった。小樽でのウニはうまかったので回転すしでも注文してみたのだ。しかしそれは口に入れた途端すっぱくて苦くて生臭くてウウッときた。吐き出すわけもいかず、息を止めてお茶で無理矢理流し込んだ。よくこんなの出してるな。
やっぱり新鮮で、ちょっと高いお金を出さないとうまいウニは食べられないと再確認した。

イカもうまい。高級卵の半熟の黄身のような、バターのような濃厚なウニが丼一杯あったら胸焼けを起こしてしまいそうなのでウニとイカのハーフ&ハーフにして良かった。
みそ汁もエビの出汁が良く出ていてうまい。ふう、うまかった。1800円也。

メニューを見ていると?と思うのがあったので店員さんに聞いてみた。
「ウニって赤ウニと白ウニがあるんですか?」
「ええ、白いのがムラサキウニで赤いのがバフンウニです」
確かにメニューの写真を見ると白っぽいのとオレンジ色のウニがある。
「味も違うんですか?」
「ムラサキウニは淡白ですね。バフンウニは濃厚・・くどい感じかな」
「?」
「私、ウニ好きじゃないの」あら、なんと正直な。
「でもバフンウニは数が少ないしいつ入ってくるか分からないのでお値段もちょっと高めですね」
確かに値段は1.5倍くらい違っていた。
今僕が食べたのは明らかに白っぽかったからムラサキウニだろう。せっかく大奮発してウニ丼食べてみたけど更に上があると聞いて少し冷めてしまった。

積丹半島の東側は道路も狭くてクネクネしている。
時折海水浴している人達を見かける。しかしいくら暑いとはいえ九州出身の僕には海の水は冷たすぎてとても泳ぐ気にならない。

小樽や札幌に近づくと車が多い。本州の渋滞に比べれば全く渋滞とは言わないだろうけど、普通に生活している分には渋滞と無縁なのでちょっと車が増えるだけでうんざりくる。
そしてやっぱり天気が悪い太平洋側の町に帰って来た。

積丹ツーリングだけなら日帰りでも行けるだろうが、走ってばかりのツーリングには興味が無いのだ。

| 未分類 | 14:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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千歳の空は熱かった。

千歳14
千歳では年に一回、夏の暑い日に航空際が行われる。いわゆる航空ショーだ。
日曜はその千歳の航空際に行って来た。航空際は全道から航空ファンがやってくるので渋滞必至!

僕はバイクで出撃した。航空自衛隊の千歳基地入り口の、かなり手前から渋滞が始まっていた。まったく進まない車達を尻目にバイクはスイスイと先へ進み、予定通り9時前に着いた。
場内は既に数万の人でごった返していた。展示機の最前列にはずらりと場所取りの椅子が並び、航空機の体験搭乗には凄い長さの列が・・・・。コクピットはどうなっているのか興味はあるがあの長い行列に並ぶ気はしない。トイレも行列・・・。
人多杉。まだプログラムは始まっていないのに・・・。

程なくヘリコプターが飛び出した。おお、ヘリコプターってなんと後ろ向きにも飛べるのね。
千歳9

偵察機がぐるぐる回り、F-15の編隊飛行が轟音と共に頭上を駆け抜けて行く。
普段はウルサーイ!としか思わないが今日ばかりは特別だ。
千歳13


そしたら大きな飛行機が飛んできた。ボーイング747、政府専用機だ。首相が外遊する時にテレビのニュースで見ることしかないがこの千歳で維持保管をしている。機体はもう、ピッカピカ!太陽が反射して眩しいくらい。残念ながら内部の公開は無かった。
千歳12


そしてお待ちかね米軍のF-16による、もう暴れまくりの全開飛行!戦闘機ってこんなにすごい運動性能持ってるんだ。さっきのF-15の4機がまるっきり霞んで見える。
バリバリバリと空気を震わせながらキャノピーや翼端から白い水蒸気を発生させつつ高速でF-16が目前を通り過ぎる。その後を音が追いかけていく。つか、速過ぎ。
千歳6


水平飛行から急上昇して空高くに消えていく・・・・。パイロットは大丈夫か?と心配になるくらいに。8Gくらいかかるとアナウンスしていた。普段2次元の移動しかできない我々は、3次元に高速移動できる飛行機は凄い!と思った。
千歳5



飛行と飛行の合間に展示してある機体を色々眺めているとあっという間に時間が過ぎてしまう。
しかし人が多い。会場には数万人はいるのでは?毎年来ているという旭川から来た知人は「いつもはもっと多い」と言っていた。ガソリン代が高いので遠くから来る人が減ったのでは。

大きなレンズをつけた高級カメラを持った人が多い。僕は200ミリズームを持っていったがそういうのはチャチな方で、300ミリや500ミリなんてン十万する高いレンズを担いでる人も多い。実際200ミリで飛んでいる飛行機を撮ると豆粒にしか写らない(泣)。コンパクトデジカメや携帯のカメラで撮っている人もいるがおそらく黒い点にしか写っていないはずだ。

腹が減った。露店の広場に行くとどこもかしこも凄い行列・・・。特に今日は暑いのでカキ氷の店には超長蛇の列。しかし並ばないことには何も食えない。比較的空いている店でやっと焼きそばを買うことができた。トイレにも行きたいがもう尿意が無くなるほどの行列なので我慢する。

午後からはブルーインパルスの編隊飛行。やっぱり凄いなー。青い空に白い軌跡が美しい。
千歳16
千歳7
千歳8

ブルーインパルスが最後のプログラムなので帰りの渋滞を避けてもう帰り始める人もいる。まあ編隊飛行は駐車場からでも見えるか。

そして全てが終わると数万人が帰途に着く。既に基地内でも渋滞している。バイクはそんな渋滞を尻目にスイスイスイと走って楽勝で外に出た。
車の人、お疲れ様です!!

じゃあ、また来年!
千歳15

| 未分類 | 02:25 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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少年と釣りとシカ三昧

追記 全日本MX和寒の写真アップしました。


少年と釣りとは切っても切れない関係だと思う。
僕も小学生時代は海や用水路などで釣りをしていた。釣れた魚はあんまりいないがたまにヒットすると大きくしなる竿を震わせてドキドキしたものだ。
学校が終われば裏山や海に自転車を飛ばして遊びに行くような少年時代だったが、あれ?それって今もやってることは変わらんじゃん(笑)。
プレステもニンテンドーも無い時代、自然が遊び場だった。

7月初旬の休みに知床へ行って来た。

通年この時期は本州は梅雨で北海道は爽やかな夏晴れが続く時期だ。・・・・・しかし今年は天気が悪い。天気予報は必ず外れて2、3日で天気がコロコロ変わる。
午後から出発。いつものように車の後ろにはバイクが積んである。移動は楽に、バイクは現地のイイトコだけという魂胆だ。その日は十勝の然別峡キャンプ場泊。
ここにはそばにきれいな川が流れていてしかも川べりに無料の露天風呂があるのだ。それこそ温泉に入ったまま釣りができる。
もう薄暗くなってきた。竿を振ってみたが小さな魚がかかったと思ったらチャポンと逃げてしまった。それきりアタリが無いので釣りを止めて温泉に入る。平日の小雨混じりの天気だ。他に誰もいない。
かなり暗くなってきてちょっと怖くなってきたところでキャンプ場に戻る。食料は手前の町で買ったコンビニ弁当。静かなキャンプ場には4組の客しかいなかった。森のキャンプ場にシトシトと雨が降る。

キャンプ場の奥にある無料露天風呂「鹿の湯」
鹿の湯


翌朝早くに出発。時折雨が強く降る。昼前に中標津に着いた。まだ早かったが昼食にする。
ここにはツーリングマップルにも載っている「寿司ロード」という回転寿司屋がある。以前から知ってはいたがまだ入ったことがなかった。普段寿司は滅多に食べないがたまにはいいだろう。5分ほど待つと開店時間になった。
寿司ロード4
ネタデカ!が第一印象。味は普通だな。最近のニュースで燃料代高騰に喘ぐ漁師達が一斉に出漁ストライキをやるといっていたが寿司の値段はまだ上がっていないようだ。北見の回転寿司屋の方が色々種類があって好みだな。

寿司ロード3


そして羅臼キャンプ場に着いた。駐車場には車がたくさん止まっていた。
バイクで来ている友人と合流。
「ジジババばっかりでしょ?」。確かにみんな60歳以上で、引退して夫婦で車で旅行しているという人ばっかりだ。昔この時期はライダーがたくさんキャンプしていてかなり賑わっていた。それが今では老人ばっかり・・・。時代は変わったのか?

天気が悪いので山登りをする気にもならない。まずは無料露天風呂の「熊の湯へ」。
熱いお湯で有名で、水でうめようとすると「コラ、温くなるじゃねーか」と地元の人から怒られる旅行者も多かった。しかし最近は観光客の利用が多いのかほんの少し温くなっていた。タオルを湯船に浸けたり、お湯もかからずにそのまま入ろうとするとやはり怒られるがその口調は昔よりかなりやさしくなっていた。
今日は友人とBBQだ。羅臼のスーパーで羅臼ホッケの開きを買う。580円。
同じような物が僕が住む町では一枚100円で売られているのと比べるとこの価格差は何?と思ってしまう。「羅臼」はもうブランドだ。
ホッケ


キャンプ場は相変わらず野生のシカがウロチョロしている。全然逃げる素振りもない。

翌朝羅臼湖へ行こうとしたが峠の半分から上が雲の中。断念してそのままウトロへ直行。
ウトロは相変わらず大型観光バスが多い。この世界自然遺産ブームが早く終わってくれ。
結局知床連山はまったく見えないまま知床を後にした。

屈斜路湖へ向かう途中で神の子池へ寄ってみる。
シトシトと雨に濡れる森の中にその美しい池は静かに佇んでいた。
浅くて白い砂の底からゆらゆらと摩周湖からの水が湧き出ている。
青い池の水面に木の葉から落ちる雨だれがポツンポツンと丸い波紋を作る。
神の子池

屈斜路湖に着くと湖の上だけ晴れていた。いつもの宿に宿泊。
まだ時間が早いので車からバイクを降ろして屈斜路湖を一周する林道を走る。整備された林道だが釣り客の車が多いので気を付けなければならない。
夕方宿のオーナーの小学生の息子と釣りに出る。
屈斜路湖からあの有名な釧路川が始まるが、丁度その始まる部分に小さな橋が架かっている。その橋の下にはたくさんのウグイが群れをなしていた。
石の下にメスが卵を産みつけそれに数匹のオスがビクビクビクと精子をかける。NHKテレビで見るような光景が足元で繰り広げられる。北海道は自然が豊かだ〜。
そんな群れの中に情け容赦なくルアーを投げ込むと簡単にウグイが上がってきた。竿は大きくしなり、その大きさは30センチはある。産卵時期の証明らしく胸はオレンジ色に染まっていた。
少年は最近ルアー釣りを始めたらしくまだちゃんと狙ったところにルアーが飛んでいかずに苦労していた。
投げても投げてもまったくかからない釣りに集中力を切らしたのか「ああっ!ザリガニだあ!」なんて釣りを放り出す始末。お節介になり過ぎないように、最小限のアドバイスをすると渋々釣りを再開した。
なんとかまぐれでも魚が釣れてあの興奮を味わってもらいたいものだ。そしたら釣りキチ三平まっしぐらだな。自然が豊かな北海道。釣る魚に困ることはないだろう。
結局少年はボウズで僕はウグイ4匹と、ウグイの群れの下に待ち伏せしていたらしい30センチのヒメマスが釣れた。

この宿は元板前さんがやっているのでユースホステルといえども料理はかなり豪華だ。北海道のユースホステルの中でも一番ではなかろうかと思う。今日は別料金で提供される「シカ肉の炙り焼き」を注文した。
夕食のテーブルは満席近い。その8割はやはりジジババ・・・・。ユースホステルは元々金が無い若者のためにあるような宿だったが(相部屋、一泊2食で5500円くらい)最近は特にジジババが増えたような気がする。
シカ肉がやってきた。食べる前に軽く火で炙り、ワサビやさっぱりした醤油のタレで頂く。シカ肉は臭みなど全く無く、赤身なのに口の中で融けていくほど柔らかい。そして肉の旨みが広がっていく。シカ肉はヨーロッパでは高級食材だそうだが道東ではウジャウジャいる。駆除が必要なほどウジャウジャいるのだ。

夜のお茶の時間に(お酒もある)今日釣ってきたウグイとヒメマスの刺身が出てきた。ウグイは泥臭いというイメージがあったが、それが覆るほど全く臭みなど無くとてもおいしい!新鮮だし水がきれいだからだそうだ。オレンジ色の身のヒメマスは脂がのっていてトロリとしてこちらもおいしい!
オーナーさん魚を捌いてもらってありがとうございました。
刺身

翌日もイマイチな天気だが雨は降らなさそうだ。バイクで付近の林道を走りに行く。
昼食はこの宿でランチもやっているのでシカ肉のメニューを注文。
チャーハンの上にシカ肉のメンチカツを載せ、その周りにシカ肉のシチューがかかっているというシカ三昧な「エシカロップ」。鍋半分ものワインで煮込んだというシチューは、肉はとても柔らかくておいしい。メンチカツは臭みもなくとてもジューシーだ。こりゃうめー!
シカメンチ
大盛り(笑)

夕方はまた宿の少年と釣りに行く。出掛けにオーナーから「魚は大きいの一匹でいいから」と言われた。やっぱり捌くのは大変らしい(笑)。これはなんとしても少年に大きいのを釣ってもらわねば。
昨日と同じ場所で同じようにウグイの群れにルアーを投げ込む。今日の彼はルアーが真っ直ぐ飛んでいた。よしよし。「じゃあリールを巻く時に変化をつけたりしてルアーが生きているように見せるんだぞ」「よし、じゃあ、あの橋の下を狙ってごらん」とだけアドバイスする。
しばらくすると「うおっ、うおっ」という声が聞こえた。少年を見ると彼の竿が大きくしなっている!大物がかかったようだ!バラすなよ、しっかり巻けよ。ドキドキする。しかし彼の方がもっとドキドキしているはずだ!そして見事彼は30センチのウグイを釣り上げた!


宿に戻ると彼はみんなが夕食の準備をしている厨房に向かい、高々と獲物を突き上げ「釣れたよ!」と誇らしげに言った。良かった、良かった。
夕食後に彼が獲物を一緒に食べようと刺身になったウグイを持ってきた。仲間ということらしい。しかも彼の父親と同じぐらいの歳なのに「ちゃん」づけ・・・(笑)。
今日は彼にとって一生忘れられない日になるだろう。

今日の宿泊客は全てジジババ!・・・・早く寝よ。

翌朝は天気が良かった。宿を出発する前に林道をひとっ走りして帰ってくるともう昼近かった。ランチを食べてから出発だ。
今日はチャーハンにトロトロのオムレツが載り、シカシチューがかかった、その名も「オムシカ」。
やっぱりうまい!
オムシカ


帰り道も天気はコロコロ変わり、時折見かけるライダーも大変そうだ。

最近は車に積んで走りに行くことが多くなった。
せっかく車があるし、便利だからやっぱり楽だ。バイク以上に行動と遊びの範囲が広がる。

600.jpg




| 未分類 | 15:08 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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夏の北海道と爽やか林道

金曜日。
夜勤明けでそのままバイクの整備をしているとそれまで曇りで蒸し暑かった天気はようやく晴れ、空気はまるで誰かかエアコンのスイッチを入れたように湿度が下がり始めた。
整備が終わった夕方にはきれいな夕焼けが出現し、爽やかな風が吹いていた。
北海道に夏が来た。今まで曇りや雨の日が続いていたし、たまに晴れてもまるで本州のように蒸し暑かったのだ。

土曜は会社のバイク仲間と苫小牧市周辺の林道を3人で走りに行った。
朝9時に集合。ちょっと早いけどバイクに乗るのに早起きは得意だ。
前日にはチェーンとスプロケットを交換し51Tの山仕様に変更し、サイレンサーもレース用の抜けが良いものに交換した。準備万端!
スカッとそして爽やかに晴れた林道を軽快に走る。CRF250Xの調子もすこぶる良い!

K野さん

ヒゲのK野さんが先導してくれるが周辺の道をもうケモノ道まで含めて覚えているらしく、川渡りやウッズにザクザクのヒルクライムに藪漕ぎなどなどとても変化に富んでいた。
もう一人のタマちゃんは2年前に見たときにはスーパーXRでもがいているビギナーだったが最近07WR250Fに乗り換えてからは走りがとても逞しくなった。僕は序盤に何度か「押し」が入りそのタマちゃんにも抜かれてしまう有り様。
やっとのことで登りつめてヘルメットを脱ぐとヒンヤリした風が心地良い。遠くの樽前山が良く見える。

K野さんが試乗してナンバー脱落させて帰って来た
樽前

楽しく山を走り回っているともう昼を過ぎていた。
ここで2人は帰ったがやや物足りない僕はもうひとっ走りしてから家路に着いた。
暑くなってお腹も空いた。こんな日はそうめんだ。ツルツル。

こんな気持ちがいい日に半日だけ遊ぶなんてもったいないのでそうめん食べてから今度はXR600で走りに行った。苫小牧と千歳の間の林道を散策だ。
この辺は直線の林道が多く、XR600だとあっという間にとんでもないスピードが出てしまう。そんなスピードで走り続ける根性もテク無いのでそこそこのスピードで流すけどそれでも楽しい。
だんだんと自分の影が長くなってきた。夕日が差す木立の林道が美しい。緑色のトンネルを駆け抜ける。

やや多めにアクセルを開けると、緑色が僕の周りで融けて流れていく。

家に帰り着き、バイクを2台洗車して注油も済ませるとやっと日が暮れた。
夏の北海道の林道は気持ちヨカよ。

| 未分類 | 22:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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夕張エンデューロ参加!←参戦ではない

日曜日は夕張エンデューロに行ってきました。参加じゃありません。←ヘタレ
コースマーシャルとして参加しただけです。

天気悪いな・・・・。朝4時半にXR230に乗る知人女性をピックアップ。彼女は計測係での参加です。
6時前に小雨降るレース会場に着くと、もう車検は終わっていてバイク達はパルクフェルメに保管されていました。ちょっと少ないか・・・・その数20台。

夕張ED

今日のスタッフの数も20人くらい。なんと贅沢なエンデューロでしょうか(笑)。
たまたま今日は北海道の色んな場所でバイクのイベントが行われているのでライダーも分散してしまったようです。しかし参加台数が少なくても、その準備は多い場合と変わりません。
それでもオンタイム制エンデューロを開催したいという主催者の熱い思いが、会場に満ちています。

僕はタイム計測や旗振りなどの手伝いはやったことがあるけどコースマーシャルとしてコースを走行するのは初めてなのでちょっと心配です。もし通過できなくてライダーに迷惑かけたらどうしよう、マーシャルなのにライダーから手伝ってもらったらシャレにならんし。
その心配に追い討ちをかけるように雨がひどくなってきました。
コースは8の字を書くように2つのループで繋がっていているのでコースマーシャル8人は2つに分かれてそれぞれのループを担当します。幸いなことにコースマーシャルは単独ではなく常に2人以上の行動なのでやや安心しました。

7時半に最初のライダーがスタート。計測係りの人たちはとっくに現場で待機中です。
H田さんとkumaさんとタマさんと僕の4人はまずは夕張市内へ。
夕張エンデューロは公道も走るレースなので街中の要所要所でライダーに案内をします。
ちょっと危ないかなと思うところは安全に、そして解りやすい様に手直しをします。
道路脇に林道入り口を示す赤い矢印が立っているのでそこでライダーを待ち、「はい、こっちよ〜。ここからよ〜」と合図をすると「ウンウン」とうなづきながらライダー達はコースインしていきます。
20台のライダーはあっという間に通り過ぎていきました。遠くの山の斜面を駆け下りるライダーが見えます。次のポイントに出てくるのにまだ時間があるので次へ移動します。
今度は完全な住宅街や警察署の前を通るので、バラバラに分かれてライダーに安全運転を促します。ポツンと一人道路脇に立ちライダーを待っていると雨が強くなってきました。僕はカッパを着ているので平気ですがずぶ濡れのライダーは寒いことでしょう。

ポツンと橋の上でライダーが来るのを待ちます
夕張ED2


ここでオンタイム制エンデューロの簡単な説明をしましょう。
レースといえばヨーイドンでスタートからゴールまでより早く突っ走るというのが解りやすくて一般的です。しかしオンタイム制エンデューロは決められた時間通りに走らなければならないのです。
じゃあそれでレースになるの?と思うかもしれませんが、大丈夫!コースの中にちゃんとテスト区間が設けられているのでそこでそこで思う存分自分の走りをすることができます。1周の中にある数ヶ所のテスト区間の合計タイムが成績です。
ただテストタイムが良くてもペナルティがあれば台無しになります。そう、チェックポイントに早く着きすぎても遅く着いてもペナルティになるのです。
例えばチェックポイントに5分遅れて着いたとします。ここで「やべ〜。ここで送れた5分を取り戻さなきゃ!」とガンガン走って「やった!遅れを取り戻したぞ!」と次のチェックポイントへ最初の予定通りに着いたらアナタは5分の早着でペナルティを受けてしまうのです。アナタは最初の遅れ通りに5分遅れて着かないとイケナイのです。この時間のズレは最後まで保ち続けないとダメなのです。
これが「オンタイム(時間通り)制エンデューロの特異なところです。走りながらも頭は冷静に時間の経過も考えなくてはならないのです。
ちょっとややこしいけど菅生や日高のレースはこの方式を採用しているしまたそれはエンデューロの頂点ISDEに倣ったものです。
だからISDEを目指すライダーには避けては通れない方式です。
・・・・ただオンタイムで周回するだけでも大変ですが。

最初のライダーが来ました。「おーい、こっちだよ〜。んでそこを右に入ってね〜」とジャスチャーで示すとやっぱり「ウンウン」とうなづいて通り過ぎていきます。ライダーと繋がっている瞬間です。
半分以降のライダーはそこまでの走りでかなり疲れたのか疲労が見えます。トップとはかなり差が開きました。
全部のライダーが通過したのでマーシャル4人でいよいよコースインです。雨降る林道を結構なペースで走ります。ヘタすると置いてかれるう。
チェックポイントでは雨の中テントの下で計測のマーシャルがライダーが来るのを待っています。挨拶して先へ進みます。この先はテスト区間なので対向車の心配もなくガンガンいけます。鹿も走ってます(笑)。
走りながらもコーステープやコースマークが分かりづらいところは手直しをしていきます。
そしてテスト区間出口に着くと全日本ライダー池田選手がKTMを修理していました(このままリタイヤになった)。あーもったいない。
次のテスト区間はウッズ。ズルズルに滑ります。逃げ場のないでかい水溜りもあります。たしかこの水溜りには底無しにハマるラインが潜んでいたはず・・・。どのラインで行こうかと迷っていると他のマーシャルはガンガンと、そしてスイスイと抜けていきます。さすがAAライダー!マーシャルでも気が抜けない場所が続きます。ズルズルの登り!無駄にアクセルを開けないでいたらスルスルとバイクは登って行きました。朝早起きして仕事前にタイヤ交換しといて良かった〜!

やっとコースから出て一旦パドックに戻ったらもう3時間が経っていました。ここで休憩と昼食。
ポツポツとライダーが帰ってきます。ガソリン補給して各部チェックして、チェックポイントテント前で自分のチェック時間が来るのを待ちます。

夕張ED3
夕張ED4


そして時間が来て3周目へと走り出していきました。
受け持ち区間でヤバそうな所はズルズルの登り一ヶ所だけみたいなのでそこに直行します。そこは逆バンク気味に左に曲がりそして50mくらいの登りです。速いライダーはブバババァーと上手くトラクションさせてスルスルと登っていきます。失敗したらもうそこからは再スタートは無理なので一旦下に下がってからトライ!

そしたらやって来ました。獲物を狙う女狩人2人が!
「ネタはおらんか〜」と決定的瞬間を求めて、この天気、この悪路の中手に手にカメラとビデオを下げてやって来ました。髪は泥で固まり、美しいお顔はまるで泥パック状態(笑)。彼女らの執念は恐ろしいものがあります。
ライダーが来た!彼女らはサッと茂みにその身を沈めてカメラを構えて獲物が来るのを待ちます。その姿はまさしくメスライオンが茂みに隠れて獲物を狙う姿そのものです!

F styleさんより拝借
F styleさんより拝借

来た来た〜!バシャバシャバシャ!ライダーゴロン!彼女ら身を乗り出す!その顔には満足げな表情が・・・・。
ライダーの数が少ないのでちょっと物足りなさそうだったけどそれでも最後のライダーが来るまでいました。彼女らはこれからこの悪路をパドックまで無事に戻れるんでしょうか。

最後のライダーが走り終われば早速撤収です。一旦パドックに戻り休憩して今度はコーステープやコースマークなどを取り外しながらまたコースを回ります。やっと戻ってきたらもう17時。表彰式が行われている間もスタッフは後片付けを続行。参加者がみんな帰り、薄暗くなってきた頃にやっと終了のメドがつきました。

雨に濡れてベタベタで寒かったので帰りに夕張の温泉に行ったらみんないました(笑)。
やっぱりみんな考えることは一緒ですね。

いや〜レースを開催する方は大変だなと思いました。
レースの準備とレース中、そして後片付けetc 。問題が起きても解決して、なんとか開催するんだという主催者の畑さんの強い意志が夕張EDと夕張XCの原動力です。そしてスタッフもこのレースを一緒に支えるんだ!という気持ちが必要です(無くても自然に湧いてきます)。

エンデューロレースは熱きスタッフ達によって支えられています。
ライダーの皆さんは思う存分楽しんでください!!

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